左に座るのがフォアド、中央がソニア。ウッドロットとは、森の中のちょっとした作業スペースのようなもの。彼らが 自宅でプロダクトを作っていた頃、そのスペースのことをウッドロットと呼んでいたのがブランド名の由来だとか

《オギノマ》バンクーバーでつくる、キャンドルとソープ


 はじめは、自宅でつくって友人たちに配っていた。そのキャンドルとソープがこの春、日本へ届く。《ウッドロット》の2人に、込められた想いを聞きました。

小木:今月のゲストは、カナダのバンクーバーから。《ウッドロット》のソニアとフォアドです!

ソニア&フォアド:Nice to meet you!

小木:《ウッドロット》は、キャンドルやソープなどをナチュラルな原料でつくっているブランドです。この春から日本へ上陸します。まずは2人のバックグラウンドやブランドのことを教えてください。

ソニア: 《ウッドロット》は、2014年にバンクーバーで誕生しました。「家の中で楽しめるナチュラルプロダクト」というテーマで、誰でもわかるようなシンプルな原料でプロダクトをつくっています。

小木:どうして、《ウッドロット》を始めたんですか?

ソニア:私はバンクーバー近郊のサリーという街で育ちました。母が、なんでも家でつくるタイプで、料理はもちろん、ちょっとしたコスメもヨーグルトやハチミツを混ぜてつくっていました。だから、自分でナチュラルなものをつくるということは、自然なことだったんです。ブランドを始めたのは、ナチュラルなキャンドルやソープが、当時のバンクーバーになかったというのが理由です。

フォアド:僕はレバノン出身。家は、オリーブ農家で、日常的に自分たちが使うためのソープづくりをしていました。だからカナダに引っ越してからも、同じようにソープをつくりました。《ウッドロット》というブランドが生まれたのも、知人たちに配るためにつくったソープがきっかけなんです。

小木:2人とも、ナチュラルなものを手づくりするのが当然の環境で育ったんですね。僕もバンクーバーの工房へ行きましたが、ちょっと大きめのキッチンみたいなところで、ほとんど手作業でアイテムをつくっていましたよね。

フォアド:はい。今は僕を含めて3人でつくっています。

小木:キャンドルの原料であるソイワックスは、Non-GMO(遺伝子組み換えをしていない)大豆のものを使っていますよね。食べるものをNon-GMOにするのはわかるのですが、キャンドルにまで使うのはなぜですか?

フォアド:環境保全のためです。遺伝子組み換え植物は、育成時に環境破壊を引き起こす可能性があります。それに、僕たちが、Non-GMOを選ぶことによって、農家の人たちも遺伝子組み換え植物をつくる必要がなくなっていきます。

小木:つくり手や買い手がきちんと選べば、農家も遺伝子組み換え植物をつくる必要がありませんよね。

フォアド:はい。未来の人たちにも、ちゃんと良いものを残したいんです。《ウッドロット》は、そういう選択をします。

小木:バンクーバーといえば、世界有数のエココンシャスな街です。子どもの頃から、リサイクルや環境に対する意識をしっかり持っていると聞きました。その意識の延長に《ウッドロット》もあるんですね。最後に、日本のユーザーに向けてメッセージをお願いできますか?

フォアド:日本に来て感じたのは、みんな本当に忙しそうということ(笑)。だから僕らのキャンドルを灯して、ワインを飲んだり、本を読んだり、自分のプライベートな時間を楽しんでもらいたいです。

ソニア:パッケージは、実は日本の“オリガミ”からインスピレーションを受けています。ノリやテープは使っていません、パラパラとパッケージを開けていく瞬間も楽しんでください。

小木:今日は、ありがとうございました!

《THIS MONTH GUEST》

《WOODLOT》創設者 フアド・ファラージさん、ソニア・シンジーさん

 バンクーバー近郊のサリー出身のソニアと、レバノン出身のフォアド。2人がつくる《ウッドロット》は2014年に誕生。エシカル&ナチュラルな原材料で、現在はバンクーバーで一目置かれるブランドに

http://shopwoodlot.com


WOODLOT

 キャンドルは、ココナッツワックスとNon-GMOのソイワックスをブレンド。数種類ある香りは、バンクーバーの自然からインスピレーションを受けている。キャンドル4300円、ソープ1600円





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