甘酒3種類、(左から)フレッシュいちごヨーグルト、イタリア産マスカルポーネとレモン、宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ

《千駄木》体の中と外から美しく、甘酒とオーガニックコスメの店「OS△JI-オサジ-」がオープン

ビューティー

 日本製の原料・技術などにこだわったオーガニックコスメブランド「OSAJI(オサジ)」は、体の中にも肌によい物を取り入れることが大切と考え、このほど、台東区谷中に甘酒も買える路面店「OS△JI-オサジ-」をオープンしました。

 「オサジ」とは、江戸時代、将軍や大名に仕えた医師が茶さじを使って薬を調合した姿を「おさじ」と呼んだことになぞらえ、健康を願って付けた名前だそうです。

 最近、ブームとなっている甘酒は、アミノ酸やミネラル、ビタミンなどの成分が豊富で、〝総合美用食〟といえるもの。オサジでは今回、販売するにあたり、担当スタッフが他の素材とブレンドしてもおいしい甘酒になるよう、ベースとなる甘酒を決めるために試行錯誤を重ねたそうです。

 数十種類の甘酒を飲み比べたり、時には、取り寄せたさまざまな麹(こうじ)から自家製甘酒を作ったとのこと。その結果、甘さが控えめで、ブレンドに適した、滋賀県にある九重商店の甘酒に決めました。

 現在、オサジで購入できるブレンド甘酒は3種類。「イタリア産マスカルポーネとレモンの甘酒」(アイス、ホットとも450円)と「宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ」(アイス、ホットとも450円)、「フレッシュいちごヨーグルト」(アイスのみ550円)です。  

 「イタリア産マスカルポーネとレモンの甘酒」は、おしゃれなポタージュスープを飲んでいるよう。「宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ」の抹茶の濃さは絶妙です。「フレッシュいちごヨーグルト」は、小さな子供から大人まで、誰でも飲みやすい、さわやかな飲み心地。スタッフの石河暁子さんは「季節に合うアレンジを考えています。メニューは約2週間ごとに替える予定。既に次のメニューを思案中です」と話しています。

 店内で甘酒を飲むことはできないため、お持ち帰りとなります。

ホット甘酒は、こんなカップに入れてお持ち帰り。アイス甘酒は、透明なカップ


 お店では、スキンケア化粧品やこんにゃくを原料にした洗顔スポンジなどの雑貨も販売しています。オサジは、一般的に国内で流通している海外のオーガニック化粧品が、敏感肌の日本人に合わない場合が少なくないため、日本の素材を使った方が日本人に向いているのではないかと考えて生まれたオーガニックスキンケア製品。日本人の皮膚が拒絶反応を起こさず、肌が求めている成分を含む原料を厳選して開発しています。ボディソープやクリーム、シャンプー、コンディショナーなど、女性だけでなく男性も、子供から大人まで使えるアイテムです。

 谷中を散歩しながら、「OS△JI-オサジ-」にちょっと立ち寄ってみませんか。

清潔感溢れる店内にはスキンケア製品などが並んでいます


OSJI-オサジ-

所在地:台東区谷中2―5―14 A区画

営業時間:午前11時~午後6時 

定休日:月曜日(2月の第3週からは年中無休)

TEL:03-5834-8524

詳細は、http://osaji.net


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