前号では、今のつらさが必ずいいことにつながっていると考えることで未来が拓ける、と書きました。でも、ピンチの只中にあり、先が見えない状態で、やみくもに「いいほうに向かっている」と信じるのは難しいですよね。そんなとき、ピンチをその場でチャンスに変える、具体的な策と出合いました。それが「意味づけ」です。
たとえば財布を落としたとき、「だから私はダメ」と、自分を責める意味づけをするのか、「やっぱり私は運が悪い」なのか、「最近気がゆるんでいた。もっと大きな災難に遭う前に気づけた」なのか。三つ目の意味づけなら、財布を落とした出来事は、自分の未来を改善するチャンスに変わります。起こった出来事に、その日のうちに自分が前向きになれる意味づけをしたり、チャンスと捉えられる意味づけをすることで、モヤモヤや自己嫌悪はぐっと少なくなります。心も軽くなり、進む方向もクリアになります。
このことを教えてくれたのは、『ミーニング・ノート』というメソッド。一日の出来事から3つチャンスをノートにいていくというものなのですが、心が動いたことをチャンスと捉えるこのノートを書いていくと、自分の得意なことや、やりたいことも見えてきます。いま、ここから、自分の中から未来をつくっていけるという感覚があり、ミーニング・ノート開発者の山田智恵さんの言葉の通り、自分の人生に夢中になっていきます。
外からの情報が溢れるこの時代に、自分に起こったこと、心が動いたことを見つめ、それによい意味づけをする。自分のことをよく理解し、味方になる。そうして自分自身としっかり繋がることで、外側の世界とも、よいバランスで繋がれるような気がします。起こった出来事にどんな意味づけをするかは自分次第。自分を励まし、導くような意味づけをしていきたいものです。
ミーニング・ノートについて
https://kimpusha.com/meaningnote
