Bリーグ公認の「B.LEAGUE FREAK」に任命された俳優・浅利陽介が、いま気になるプロバスケットボール選手に話を聞く。
バスケ熱高き秋田の黒子に徹するキャプテン
浅利：僕、気になっていることがあるんです。白濱選手はものすごいジャンプ力があるけれど、やっぱり運動は昔から得意だったの？
白濱：はい（笑）。小学生時代はバスケ部にもかかわらず、陸上大会に出ていました。5年生のときには全国大会にも出場しています。
浅利：やっぱり！
白濱：父がハンドボールをやっていて運動神経がよかったんです。その血を受け継いだんですね。
浅利：身体能力の高さはお父さんゆずりだったんだ。でも、最近はあまりダンクしてないよね？
白濱：確かに。年なのかなぁ（笑）。以前は、アップなしでいつでもダンクできたけど、いまは入念にストレッチしてからじゃないと…。
浅利：プロのアスリートとしてはそっちのほうが正しいから（笑）。ちゃんとアップはしてください。休日はどう過ごしているの？
白濱：僕、インドア派なんです。なので、録りためていたバラエティ番組を見ています。それが一番リラックスできるんですよね。
浅利：僕は、仕事で凹んだときは、漫画を読んで元気をもらってます。
白濱：僕がバラエティ番組を見るのも同じですね。何も考えずに、笑うことができる。試合でミスして落ち込むことがあっても、そうやって気持ちを切り替えています。ちなみに好きな芸人は、千鳥さん。
浅利：面白いよねー。白濱選手はチーム内では、ボケ担当？それともツッコミ？
白濱：本当はボケたいんですけど、チームにはボケ担当がけっこういるのでツッコミ役になることが多いです。
浅利：キャプテンだしね。しっかりしなきゃ。でも、アーリーカップの決勝戦でしたガッツポーズ、あれはかわいかったなぁ。あれを見たら、女性ファンはきっと萌えるはず。スタンドから声をかけられることも多いんじゃない？
白濱：アップ中に声をかけられると、妙に意識しちゃって（笑）。恥ずかしくて、わざと気づいてないふりをすることもあります。でも、声をかけられるのは嬉しいです。
浅利：ブースターの皆さま、白濱選手に声をかけるときは、ぜひ大声で！
白濱：よろしくお願いします（笑）。
浅利：秋田といえば相手チームにプレッシャーを与えていくハードなディフェンス。あれは相手はもちろん、やるほうも大変ですよね。僕だったら心が折れる（笑）。調子が悪いときはどうするんですか？
白濱：そのときに自分ができるベストを尽くすだけです。シュートがダメな日はディフェンスに徹するし、よければ果敢に打っていく。ただ、チームの戦略としてディフェンスは重要項目なので、そこはどんなときでもきちんと役割を果たしたいです。
浅利：でも、白濱選手には、もっとガンガン点を取りにいってほしいなぁ。
白濱：野望はありますよ。ただ、試合に勝つためには黒子も必要じゃないですか。僕は縁の下の力持ちとして、チームを勝利に導いていきます！
浅利：楽しみにしています！今度、スタンドから大声で声かけますね。今日はありがとうございました！
《今月のゲストは…》
秋田ノーザンハピネッツ 白濱僚祐
1991年8月29日生まれ。佐賀県出身。身長189cm。ポジションはスモールフォワード。佐賀北高校、白鷗大学を経て、2014年に現シーホース三河に入団。2016年に秋田ノーザンハピネッツに移籍し、現在はキャプテンを務める。
《インタビューを終えて…》
ルックスだけを見ていると王子様キャラかと思っていましたが、縁の下の力持ちを自覚している頼もしいキャプテンでした。インタビューの中で垣間見えた、少年ぽいかわいらしい部分や面白い一面も、もっともっと見てみたいです！
あさり ようすけ
俳優。2018年よりBリーグ公認「B.LEAGUE FREAK」に就任した、筋金入りのバスケファン。現在、テレビドラマをはじめ、映画や舞台の話題作にも多数出演。色白だけど、じつはちょっと日焼けした肌にも憧れています。似合わないんですが…（笑）
【お詫びと訂正】
メトロポリターナ11月号 P27に掲載いたしました 浅利陽介と「コートの外で。」のhair&make-up 担当者のお名前が誤っておりました。正しくは、Yushi Tanimoto さんです。お詫び申し上げるとともに、ここに訂正いたします。
