コーヒーpapaのおいしい話⑬ 適切な抽出方法と「苦味」

グルメ, コラム

 粉の粒度と抽出方法

 一般的には、粉の粒度が細かければ抽出効率がよくなる半面、苦味も出やすくなります。「ペーパードリップ」は粒度が細かければ湯が落ちにくく、きつい味になりますので、ほどほどの中粗挽(び)き(グラニュー糖より粗く、ザラメより細かい程度)がよいわけです。

 焙煎度合いはミディアムからフレンチまでさまざまな焙煎度合いで楽しめます。よい「エスプレッソ」は圧力をかけ30秒という早い時間で抽出し、炭酸ガスの泡が口当たりを柔らかくしますので、極細挽き(細かな粉)でも苦味の中に心地よさが生じます。

 ミディアムですと酸味が強く出過ぎますので、シティからフレンチ程度の焙煎をお勧めします。

 「フレンチプレス」は、一定時間、湯と粉が接していますので、細かな粉や焙煎が深いと苦味は強く出ます。粉はやや粗めで焙煎はミディアムからシティ程度までがよいでしょう。

コーヒーを粉で購入するときは「ペーパードリップ用」とか「フレンチプレス用」とか抽出方法を伝えればよいでしょう。

 また、自分で粉にするときは、お店にどのくらいに挽けばよいかを相談しましょう。

うまく抽出すれば、苦味が柔らかくなるネルドリップ

 湯の温度

 温度が高くなれば焙煎による苦味成分は溶解しやすくなりますので、ほどほどの温度がよいのですが何度が良いかは一概に言えません。

 コーヒー本には、80℃とか95℃とか書いてありますね。水だしでしたら8時間かかりますので、95℃で2分でしたら、80℃では3分にするなど調整すればよいと思います。温度が低い方が、苦味は出にくいと思われますが、80℃ですと、抽出後のコーヒーの温度が下がりますので、私は、90~93℃くらいが適温だと思います。湯の温度は抽出時間との関係で考えてください。

 ここまで見ると、コーヒーの風味は、焙煎の度合い、粉の粒度、湯の温度、抽出時間、抽出方法で異なることがわかります。

厄介ですね。実はコーヒーはその成分が他の嗜好(しこう)品よりは複雑です。

この複雑さがコーヒーの魅力のひとつともいえます。

 このようなことを踏まえて、「適切な抽出方法」を行えばよいのですが、まだまだ、そこに至るまでに説明することが多くあります。

 とりあえず、一旦説明を表にまとめました



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