寒さが本格化する季節にかかりやすい「風邪」は、身近な病気すぎて、意外と知らないことも多い。覚えておくと役に立つ、風邪の豆知識をご紹介!
Q1.どんな症状を風邪というの?
風邪とは、ウイルスや細菌が原因で引き起こされる感染症のことです。症状は、せき・鼻水・喉の痛み・発熱など。ただし、どのようなウイルスに感染しているのかは、症状を診断しただけでは特定することはできません。夏に感染しやすい胃腸炎などの原因にもなるアデノウイルス(プール熱)や、冬に猛威をふるうインフルエンザウイルスは、簡易検査キットで判別することができます。
Q2.風邪をひきやすい人の特徴は?
風邪をひきやすい・ひきにくいといった体質が、遺伝や生活環境など特定の要因によるものかどうかは、実はまだ解明されていません。ただ間違いないのは、免疫力が低下すると風邪(に限らずさまざまな感染症)にかかりやすくなるということ。ウイルスや細菌は、今も昔も人の命を脅かす存在です。「風邪は万病のもと」という言葉が示すとおり、風邪をこじらせることで免疫力はさらに低下し、二次感染を起こすことも珍しくありません。風邪をひきやすい人は、日頃から体調管理を心がけましょう。
Q3.効果的な風邪予防の方法が知りたい!
風邪の予防には、WHOと厚生労働省が推奨する「うがいと手洗い」や、マスクの着用を習慣化するとよいでしょう。そして感染症をはね返すための免疫力アップに、一杯の温かい白湯を毎朝飲むことをおすすめします。内臓から温めることで、効率よく体温を上げることができます。体温が上がれば、肝臓、腎臓、肺、心臓などの重要な臓器の働きが活性化し、免疫力がアップするのです。インフルエンザウイルスに関しては、効果的なブロックのために予防接種を受けることをおすすめします。
Q4.風邪はどうやって治せばいいの?
鼻や喉に違和感が生じる風邪のひきはじめには、ウイルスや細菌は体内の深い部分まで達していません。症状が軽いうちにうがいと手洗いをし、しっかりと体調を整えつつ、体温を上げるようにしましょう。鼻がつまり、喉が痛くなってくると、自己流の治療法では対処できなくなってきます。受診して風邪の原因を検査し、必要に応じて抗ウイルス剤や解熱剤、咽頭痛などがあれば鎮痛剤を服用しましょう。正確な診断と早めの処置が肝心です。
Q5.風邪のときにやってはいけないことは?
たとえばインフルエンザウイルスにかかった場合、体内では日に約100万ものウイルスが増殖していきます。同時に免疫機能も活発化。ウイルスは体温が38.5℃以上になると死滅するので、ウイルスに対抗するために体温が上昇します。ですから、風邪のときは体温を下げないようにしましょう。アイスクリームやビールなど冷たいものをとったり、薄着をしないことです。ネギ、ニラ、ショウガの入った温かいうどんやおかゆは、からだを温めてくれるので、風邪のときにはぴったりのメニューです。
監修:今津嘉宏さん
芝大門 いまづクリニック 院長
http://imazu.org