チョコレートといえば、どんな色を思い浮かべますか。ダークのほか、冬に活躍するホワイト、まろやかなミルクの3種類が一般的ですが、鮮やかな「ピンク」が新たに登場したことを知っていますか。着色料などを一切使用せず、天然のカカオ豆から抽出したピンクは穏やかな色合いで、かわいいものや美味しいものに目のない女性を中心に話題を呼びそうです。
「ルビーチョコレート」とも呼ばれるピンクの新商品「RB1(アールビーワン)」は、スイスの老舗メーカー、バリーカレボー社が約13年をかけて開発。味わいはダークチョコなどと比べて酸味が強く、フルーティーなフレッシュさが特徴です。

「RB1(アールビーワン)』 世界中のショコラティエや職人のための業務用チョコレート
6月29日の発表会には、東西2大パティシエともいえる辻口博啓シェフ、小山進シェフが登壇し、ルビーチョコを生かすレシピを発表しました。
辻口シェフは「酸味を帯びた繊細なチョコ。ロゼ・シャンパーニュなどとの相性は抜群」とお酒とのマリアージュ(組み合わせ)も提案。フランス風サラミをイメージしたチョコ菓子、ソンシソンショコラをアレンジし、ルビーチョコの酸味にナッツの香ばしさを効かせた「ソンシソン・ルージュ」を披露していました。
一方、エチオピアコーヒーと合わせたボンボンショコラを提案した小山シェフは、「ポップな色を活かし、楽しむスイーツを創ることができる」と想像を膨らませていました。

「RB1」は主にショコラティエやパティシエなど業務用に発売します。また、インターネット販売も10月ごろに始まる予定です。
今秋にはレストランやスイーツ店などで見ただけで楽しく、ワクワクするようなルビーチョコレートで出合う機会がでてきそうです。ぜひ一度試してください。
カレボー®RB1(アールビーワン)
価格:オープン価格
https://www.barry-callebaut.com/