源泉掛け流し温泉に、快適すぎて動けなくなるソファ「yogibo」(ヨギボー)を備えた本格カフェ「Gensen Cafe」(げんせんかふぇ)が24日、神奈川県湯河原町の「The Ryokan Tokyo」内の新規レストランとしてオープンします。

神奈川県湯河原町の「The Ryokan Tokyo」内に24日、新規オープンする「Gensen Cafe」
このカフェのある「The Ryokan Tokyo」は昨年3月、インバウンド向けにオープン。館内ではいながらにして日本の魅力が一度に体験できる工夫が随所に見られます。

館内の随所に〝和〟のテイストが感じられる「The Ryokan Tokyo」
まず、旅館のエントランスはまるで外国人に大人気の伏見稲荷大社(京都市伏見区)を連想させる朱色の鳥居のようなゲートです。目を横にやるとそこには石庭が広がっています。さらに玄関に足を踏み入れると天井につるされた大凧がお出迎え。否が応でも日本気分が盛り上がりますね。

「The Ryokan Tokyo」のエントランスは、伏見稲荷大社を連想させる朱色の鳥居のようなゲートがお出迎えです(写真は「The Ryokan Tokyo」提供)

玄関の天井には大凧が。気分を盛り挙げる工夫が随所に仕掛けられています
客室には、「浮世絵といったらこれ!」というくらい世界的に有名な葛飾北斎の「富嶽三十六景」の「赤富士」や「神奈川沖浪裏」をモチーフにした襖絵が描かれています。ちなみに客室の名称は、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康など戦国武将の名前が英字で記されています。

客室には「富嶽三十六景」をモチーフにした襖絵が描かれ、これぞニッポン!!!

インバウンド旅行者にはうれしい安価のドミトリー形式の大部屋(14ベッド)も用意しています。

外国人旅行者に人気のドミトリー形式の大部屋
また、源泉掛け流し温泉が楽しめる大浴場では、定番の富士山の壁絵を眺めながらリラックス。
外国人旅行者が大喜びしそうなコテコテの〝和〟が随所に施されたエンタメ旅館です。

最近では日本の銭湯でもあまり見かけなくなった富士山の壁画が描かれた大浴場
それだけではありません。館内ではコスプレも楽しめます。鳥山明の人気漫画「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空や人気ゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」のマリオのコスチューム、さらにはパンダや富士山のかぶりものからお相撲さんまで約50種類のコスプレが用意されたコスプレルームがあります。記念写真を撮ってインスタグラムやフェイスブックなどにアップするとコスプレの貸し出し料金が無料になるというサービスも行っています。

コスプレルームには変身願望を満たしてくれるさまざまなコスプレがずらりと並んでいます
いずれも素泊まりで大部屋なら1人3500円から、4人部屋なら7000円から宿泊料金もリースナブルです。
利用者は圧倒的に外国人旅行者が多いかと思ったら「外国人旅行者が3割くらいで、意外にも日本人の利用者の方が多いんです」とマーケティング担当の櫻井智里さん。オープン当初、メディアで取り上げられて話題となったためだろうと話します。

旅館内の廊下には灯籠が置かれ、和の雰囲気が漂います
わかりやすく「日本」が詰まったニュータイプの旅館。外国人がイメージする日本を体現しながらも、外国人が過ごしやすい工夫が施されています。こんなユニークな旅館にリーズナブルな宿泊料金で滞在できるなら私たち日本人も積極的に利用したいですね。 (写真はすべて田中幸美)
「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」は、神奈川県湯河原町宮上742。問い合わせは☎0465・63・3498。公式ホームページは、http://theryokan.jp/