目黒駅と不動前駅の中間にひっそりと佇む、“大人の女性が遊べる場所”をコンセプトとした複合施設「SHE meguro（シー メグロ）」。その1Fにある「Gyoza & Modern Asian（ギョーザ アンド モダンアジアン）」では、ディナータイム限定で「ヴィーガンコース」が登場！ 肉や魚、卵や乳製品などの動物性食材を一切使わずにつくった、コクと旨みが豊かな、大人向けのモダンアジアン料理が楽しめる。

　「SHE meguro」のレストラン「Gyoza & Modern Asian」は、坂に面した小さな入り口を入ると、植物や器がディスプレイされていて、白壁と木目の美しいテーブルが並んでいる。心落ち着く雰囲気で、まさに隠れ家のようなレストランだ。オープン以降、ヴィーガンメニューの導入を期待する声があがっていたという同店が、老舗油脂メーカー「ミヨシ油脂」から新たに生まれた、プラントベースの油脂ブランド〈botanova（ボタノバ）〉とコラボレーション。今回のヴィーガンコースの誕生にいたったという。

　コースの料理は、全6品。同店の代表的なメニューである餃子料理はもちろん、レギュラーメニューの中でも好評の「レッチリ唐揚げ」などを、ヴィーガン仕様にアレンジ。バターやラードといった動物性油脂ならではの香りや風味を、植物性原料によって再現した〈botanova〉を使うことによって、使用している食材に制限があるとは思えないほどコクや旨みを感じるメニューが実現した。最近では、健康や美容を目的として、ヴィーガンメニューを選ぶ人も多いようだが、日常的に動物性食品を食べている人も、大満足できるコースとなっている。

　コース料理の1品ずつに合わせて自然派ワインをペアリングしてもらえるのも、魅力のひとつ。ワインは、自然派ワインに特化した輸入販売を行う「トレジャーフロムネイチャー」の松崎沙希さんによるセレクト。ハーブが香るさっぱりとした風味のサラダにはオレンジワインを、蓮根と豆腐をスパイシーに仕上げたbotanova揚げには、ほんのりと甘いロゼを、甘辛さがクセになる照り焼き風味のベジボールには重厚な赤ワインをと、食事とのマリアージュが最後まで楽しめるのもうれしい限り。

　動物性食材を使用した料理にも引けを取らない味わいやコクが特徴の〈botanova〉の油脂は、プラントベースの可能性を広げる新たな食材でもある。現在は業務用の流通のみだが、SDGsの観点や、健康的な食事に対する意識の向上から、その需要は今後ますます高まっていくだろう。気になる人は、まずは「Gyoza & Modern Asian」のヴィーガンコースで、そのおいしさと可能性を体感してみてほしい。

SHE meguro　Gyoza & Modern Asian
品川区上大崎4-5-31 1F
［TEL］03-6303-9441
［営］月〜日　11:30〜15:30、水〜日　17:30〜23:00
［休］月・火のディナータイム
http://shemeguro.com
インスタグラム　＠shemeguro4531