パリ・オペラ座バレエ団のエトワール(最高位ダンサー)を23年間務めた伝説的ダンサー、マニュエル・ルグリ(52)が8月、世界の精鋭ダンサーを引き連れて「ルグリ・ガラ」を開催する。「私にとって最後の舞台になるかもしれない」という集大成の公演で、節目となった演目を踊るほか、後輩ダンサーに作品を引き継ぐ。(飯塚友子)
ルグリは21歳の時、当時オペラ座の芸術監督だったルドルフ・ヌレエフに才能を見いだされ、異例の飛び級でエトワールに昇進。古典で気品のある踊りを見せる一方、ローラン・プティら同時代の奇才が振り付けた新作もこなし、オペラ座の顔として活躍した。42歳の定年も特例で2年延長された“大エトワール”だ。2009年のオペラ座引退後は、ウィーン国立バレエ団の芸術監督を務める。