「ペール・ギュント」主演の浦井健治(左)と演出のヤン・ジョンウン(酒巻俊介撮影)

《三軒茶屋》「ペール・ギュント」 日韓合同で迫るイプセンの魅力 台本・演出はヤン・ジョンウン

Stage, CULTURE

 ノルウェーの劇作家、イプセンの戯曲「ペール・ギュント」が日韓合作で舞台化、6日から東京の世田谷パブリックシアターで20周年記念公演として上演される。台本と演出を韓国のヤン・ジョンウン、主役のペール・ギュントをシェークスピア作品への出演で評価の高い若手、浦井健治が務め、不思議なエネルギーに満ちた舞台になりそうだ。(栫井千春)

 自由奔放な青年、ペール・ギュントは、披露宴会場から花嫁をさらったり、不思議な生き物、トロールの娘と恋仲になったり。周りの人に迷惑をかけたあげく母を亡くし故郷を出る。世界のあちこちを回り、あるときは富豪になり、あるときは精神病院で“皇帝”になる。しかし、やがてすべてを失ったペールは、老いさらばえた姿になって故郷に帰ってくるが…。

 ヤンのペール・ギュントは2009年に韓国で初演され、13年には日本でも上演された。日韓合同の初演になるこの作品を、ヤンは「自分の作品の中で最も意味がある。主人公が言語と国境を超えて旅をする。日韓が国境を超えて作り上げる今回の公演にふさわしい」と話す。

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2009年、12年に上演された韓国版「ペール・ギュント」© LG Arts Center &JD Woo


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