白いポストが印象的な店内。通りからも見えます

《代官山》人やモノをくっつける! 1年後の“私”に手紙を出せる文具店


 代官山駅前(渋谷区)にある、1年後の自分にメッセージを届けることができる文具店「STALOGY LABORATORY TOKYO(スタロジー ラボラトリー トーキョー)」が話題です。

 真っ白に塗られた、旧式のポストが目印のこの文具店では、商品の購入者に、1年後の自分などに手紙を出せるサービスを実施しています。商品の会計時に、スタッフから渡されるはがきや便箋、封筒のセットに、メッセージと宛先を書き、預けると、1年後の同じ月に手紙が届きます。

 宛先は、自分でも家族でも友人、恋人でもOKです。そして、国内だけでなく海外にも出すことができます。

商品を購入するとスタッフから渡されるレターセット


 未来への手紙を書くためには店内商品の購入が必要ですが、ここでは他ではなかなか見かけない、まるで、かゆいところに手が届くような、気の利いた文具がそろっています。デザインはシンプルで、とてもオシャレです。

 例えば、「はがせるくっつくファイル」(1100円)。クリアファイルを複数枚まとめ、ノートのようにめくることができるファイルですが、なんとクリアファイルの着脱、追加が何度でもできるのです。

 本体ファイルの内側の真ん中に粘着テープが貼ってあり、ここにクリアファイルの背を、約100回までくっつけたり、はがしたりできます。クリアファイルは約10枚までくっつけられます。

 仕事のときなど、必要な書類は、本体ファイルからクリアファイルごとはがし、用が済んだら再び、クリアファイルごとくっつけておけば、なくなる心配なし。本体ファイルには、書類の飛び出しを防ぐため、角の2カ所にゴムバンドが付いています。

ファイルの中央に着いているテープの部分に、何度でもクリアファイルをくっつけたりはがしたりできます

 

 また、ノートにもユニークなものがあります。「エディターズシリーズ365デイズノート」(1500~2500円)は368ページもあるため、1日1ページなら、1年間使えるノートです。大容量にもかかわらず極限まで薄い紙を使用しているため、368ページもあるとは思えない厚さはわずか14ミリ。サイズ展開はA6、B6、A5、B5の4サイズで、表紙のカラーは、A5のみ赤、水色、黄色、黒があり、その他は黒のみです。

4サイズそろっている368ページのノート、A5タイプは4色そろっています


 付箋やシールもさまざまなサイズ、形のものがあります。フィルム素材を使用した付箋は、破れにくく、何度でも貼ったりはがしたりできるすぐれもの。半透明のため、付箋を貼っても、元々その部分に書いてあった文字が透けて見えるので便利です。

 シールには和紙素材を使用し、こちらも、何度も貼ったりはがしたりしても汚くならず、貼っても、下の字が薄く透けて見えます。

ノートの使用例


 このように、ファイルや付箋などユニークなくっつく文具がそろっているのは、この店が、おなじみの掃除道具コロコロで知られる「ニトムズ」の直営店だからなのです。お店のコンセプトは人と人、物と物、人と物をくっつけることだそうです。

付箋にはざまざまなタイプのものがあります


 どうして、1年後の自分などに手紙を出せるサービスを実施しているのでしょうか? 

 スタッフの飯田剛さんは「未来レターは、今の自分と1年後の未来の自分をくっつけるものです。現在はスマホなどで、すぐに連絡が取れる便利な社会ですが、文字を書くというアナログな、人の温かみがあるサービスがあってもいいと思いました。1年を通して、たとえ消しゴム一つでも購入していただければ、未来レターのサービスをご利用いただけます」と笑顔で語ってくれました。

店舗の片隅にあるデスク。ここに座って未来の自分に手紙を書いてみてはいかが

 

 店の片隅には、手紙を書くための木製のデスクが置かれています。そこに座って1年後の“私”に思いを馳せてみてください。

 今の私を、未来の私に伝えてみてはいかがでしょう。1年後に受け取るのは、どんな自分でしょうか。

壁に飾られている作品は、「リンゴ」。和紙の丸いシールを3万5000枚使っているそうです



STALOGY LABORATORY TOKYO

所在地:渋谷区恵比寿西1-35-16 代官山アドブルビル1F

営業時間:午前11時~午後8時

定休日:火曜日





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