化粧品販売を行う「メディプラス」と関連会社の「メディプラス研究所」は17日(火)、女性の「ストレスオフ県ランキング 2018」を発表しました。
メディプラス研究所では、全国の20~69歳の女性約7万人を対象に「ココロの体力測定(ストレス指数チェック)」を実施。2016年からこのランキングを公表しています。
この日、都内で行われた記者発表会には、昨年1位に輝いた愛媛県出身の眞鍋かをりさんと、20位だった茨城県に住む鈴木奈々さんがゲストとして登場。3位の佐賀県、2位の静岡県に続き、いよいよ1位・・・。愛媛県の名が告げられると、眞鍋さんは「やった~! ありがとうございます。うれしいです」と満面の笑みでした。
一方、鈴木さんの故郷でもある茨城県は、順位を大きく下げ、なんと37位。「何があったんですか。原因は何なのでしょう!」と悲鳴に近い声を上げていました。

東邦大学名誉教授で医学博士の有田秀穂さんは、愛媛県V2の理由を次のように分析しています。
昨年に続き、瀬戸内海の温暖な地域性が注目される結果になりました。今回は、ガーデニングなどアウトドアの趣味が盛んで「太陽光」を浴びる環境があること、そして、デジタルストレスの大きな要因である「ブルーライト」を避ける傾向がみられました。愛媛女性のこの2つの“光”意識の高さは、現代において、ストレスオフに重要なセラトニンやメラトニンを良いバランスに導く重要なポイントです。
「グルーミング」を含むセロトニン活性の三大要素内の「リズム運動」「太陽を浴びる」を日常的に行える愛媛県は、理想的な“セロトニン県”といえそうです。
東京都は24位(昨年27位)。「社会とのつながり」による高ストレスや、「長い通勤時間」「睡眠不足」などがマイナ要因のようです。
発表の後に行われたトークセッションでは、一児の母親でもある眞鍋さんが、自身のストレスオフ方法について「パンパンになる前に、周りに弱音を吐くことですかね」と語ってくれました。

イベントの最後には、ストレスオフの実演として、泣ける朗読と映像による“涙活”を実施。眞鍋さんも鈴木さんも、心地よい涙を流し、スッキリしりたようでした。
ちなみに、1カ月に2、3分の“涙活”でストレスオフ効果があるそうです。各都道府県の順位などは下記のホームページで確認してください。