京都SUSHI 劇場のオープニングセレモニーに出席した総合プロデューサーの秋元康さん=京都市左京区の京都時代祭館「十二十二」(写真・田中幸美)

《京都》秋元康氏プロデュースの劇場オープン その名も「京都SUSHI劇場」


 京都市左京区にある平安神宮境内の商業施設「十二十二」(トニトニ)にこのほど、作詞家でプロデューサーの秋元康さんが総合プロデュースする劇場「京都SUSHI劇場」がオープンしました。
 オープンに先立って行われたセレモニーでは、秋元さんが「京都には文化と伝統、観光客の多さがあり、ここから発信すると広がると思っていた。この劇場からスターを生み出したい」とあいさつしました。

「京都SUSHI劇場」オープニングセレモニー②秋元康氏.jpg「新しいスターを生み出したい」と話す秋元康さん


 京都SUSHI劇場は、オーディションで約1000人の中から専属のパフォーマー38人が選ばれました。いずれもアクロバットや演劇、ダンスなど一芸に秀でた人ばかりだそうです。

「京都SUSHI劇場」オープニングセレモニー⑧.jpg38人のパフォーマーとともに劇場の看板を持って記念撮影に臨む秋元康さん(中央)


 こけら落とし公演のタイトルは、なんと「寿司は別腹」。京都で観光やおいしいものでおなかいっぱいになったけど、SUSHI劇場ならまだまだ楽しめるという願いを込めたそうです。欲張りな話ですね。忍者や、すし、戦隊ヒーローもの、オタクなど日本独特の文化やサブカルを現代的なアレンジで仕上げたエンターテインメントショーだそう。セリフを用いることのない「ノンバーバル」で、キャストの表情やアクション、ダンスなどで表現するので、子供も外国人も楽しめるのが特徴です。

京都SUSHI劇場_寿司は別腹より14.JPG京都といえば、花魁?和の文化をエンターテインメントショーに仕立て上げた「寿司は別腹」(写真提供・京都SUSHI劇場)

 

京都SUSHI劇場_寿司は別腹より4.JPG日本文化の象徴、サラリーマンもショーのテーマになりました(写真提供・京都SUSHI劇場)


 秋元さんは「AKBシアターを始めたときも最初は観客がたった7人だった。最初は空席が目立つかもしれないが、空席より客がまた来たいと思ってくれるかが大事」と話していました。
「寿司は別腹 ALWAYS ROOM FOR SUSHI」は、月曜休館で、火、木、土曜が午後5時、水、金、日曜は正午から。全席自由席で8640円(税込み)。座席は226席。チケットの申し込みは劇場ホームページ(http://sushi-theater.kyoto/)から。


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