和牛の魅力を発信するグルメイベント「東京和牛ショー2017」が19日(木)から5日間、東京・世田谷の駒沢オリンピック公園中央広場で開かれます。第2回目となる今年は初めて、年間9頭ほどしか流通しないとされる希少品種「無角和種」を含めた和牛4種がそろい踏み。ステーキや人気のローストビーフ丼などさまざまなメニューで日本各地のブランド和牛を楽しめる、〝肉食女子〟には見逃せないイベントです。

和牛とは、日本固有の在来種や、それを品種改良したり交配させたりした交雑種などで、しかも日本で生まれ育った牛を指します。在来種とは、霜降りで有名な「黒毛和種」のほか、東北地方原産の「日本短角種」、高知県や熊本県などの「褐毛和種」、山口県の「無角和種」の合計4種。全国400万頭のうち、和牛は約160万頭。「和牛」と「国産牛」はよく混同されますが、「国産牛」は日本で飼育された期間が長いことを表し、ほとんどがホルスタインなど乳用種や乳用種と和牛の交雑種です。
和牛の特徴は、やわらかな肉質と芳醇な味わい、上質な脂です。イベントには和牛にこだわった料理を提供している飲食店など15店が出展、和牛文化をアピールします。注目のメニューを紹介します。
貴重な無角和種を提供するのは「焼肉2+9」。「無角牛と神戸牛の赤ワイン煮込み」(1600円、数量限定)は、一度は味わってみたいところです。「WAGYU DELI TERMINAL」では、飛騨牛や近江牛など日本全国のブランド和牛肉約550グラムを、ハンバーグや牛串、焼きしゃぶなどさまざまに調理して盛りつけた「列島和牛の極み丼」(1万円)が楽しめます。豪快なビジュアルは、SNS映えすること間違いなしです。


赤身とサシのバランスに定評がある淡路牛を楽しみたいなら、「淡路島の恵み Trattoria Doni」。「淡路牛のステーキ」(1200円)は、ソースをガーリックトマトと、淡路名産の玉ねぎを使った塩だれの2種類から選べます。「房州酒場・木更津商店」では、脂のりの良いモモ肉を使った「かずさ和牛の炙り寿司」(1600円)を用意。人気のローストビーフをふるまう店も複数あり、好みの和牛を探してみるのもいいですね。


最近は和牛の肉質の良さから、海外で生まれ育った和牛品種が「WAGYU」として世界中で販売されるなど、和牛業界を取り巻く環境は厳しいものがあります。イベントで和牛の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
【東京和牛ショー2017】
開催:19日(木)~23日(月)
時間:10:00~21:00(20:30LO)
※最終日は18:00まで
場所:東京都世田谷区駒沢公園1-1 駒沢オリンピック公園中央広場
※雨天決行
入場料:無料(食券または電子マネー販売)