Text=TAKAMASA KUJIRAI Photography=SHOTARO EBARA

利用している取り組み「スーパーフレックス制度」[働くも暮らすも“心地よい”ってなんだろう?未来をひらくテーブルトーク]


 働き方が多様化する今、多くの企業では、個人のさまざまな事情を尊重し、誰もが自分らしく働ける環境づくりを重視している。スーパーフレックス制度を利用して毎日をより充実させているのは、タペストリー・ジャパンの中嶋道子さん。日々の暮らしにどんな変化があったのか。コーヒーブレイク中に話を聞いた。

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仕事と人生は
“分ける”より“調和”を

 子どものころからファッションが好きだった中嶋さん。学生時代はアパレル販売を経験し、バイヤーという仕事に就いた。中嶋さんが従事する「COACH」は、言わずと知れた世界的ファッション・ラグジュアリーブランド。自社で商品開発をしているが、バイヤーはどこから何を買い付けるのだろう。

 「よく聞かれます(笑)。世界展開しているので、地域や国によってお客様にとって親しみやすい商品が違うんです。なので、商品構成を組むだけでなく、『このバッグは日本向けにサイズを工夫してほしい』といった要望を米国本社に伝えて、商品開発の段階から携わることも。販売員時代、店舗だけでは解決できないお客さまの希望も多かった。そういった声に応えることができるのが、この仕事の醍醐味です!」

 買い付けのために現場の声を聞いたり、店舗に赴いて販売戦略を考えたりと、業務は多岐にわたる。また、普段から本社ともコミュニケーションを密に取っている。

 「時差があるので会議が夜遅くや早朝にあることも。働く時間も違い、時期による業務量の波もあります」

 こうした不規則な業務に合わせて活用しているのが、コアタイムのない「スーパーフレックス制度」だ。

 「朝と夜の会議に参加する場合、日中はフレキシブルに調整することもありますね。今ではチーム全員が制度を利用しています」

 日によっては、ジムや美容院に通うなど自分の時間を設けられるだけでなく、業務にもプラスがあるそうだ。

 「マーケティングチームも深く関わっているので、いろいろな場所に行くようにしています。制度によって、生活スタイルを適宜調整できるんです」

 仕事の合間に自分の時間を挟むことに戸惑いはないのだろうか。

 「世の中で重要視されている『ワークライフバランス』は、あまりピンとこないんです。私は『ワークライフハーモニー』、人生と仕事の調和が大事。そんな感覚で過ごしています」

 仕事も人生の一部。仕事と生活を分けずとも、自分自身が納得できる働き方ができれば幸せなのだ。


中嶋道子(タペストリー・ジャパン合同会社)
新卒で勤めた会社から転職し、以来ファッション・ラグジュアリー業界に従事。2017年より「COACH」ブランドのバイイングチームに所属。国内で販売する商品決定だけでなく、店舗での商品構成やストア向け商品トレーニングなど開発から販売まで一貫して携わる。


利用している取り組み「スーパーフレックス制度」

 コアタイムがなく、柔軟に労働時間を調整できる制度。月の総労働時間を満たしていれば、短時間で働き、残りの時間を業務外の活動に充てることができる。

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フレキシブルな勤務体制を利用して
休暇の旅行先でリフレッシュ

 旅行が趣味の中嶋さんは、休暇の前後で業務を調整し、旅先でリフレッシュしているそうだ。制度を利用することで、チームメンバーとのコミュニケーションも大切にしつつ、プライベートの予定も柔軟に立てられる。また、愛猫と過ごす時間も大切なリラックスのひととき。

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私のリラックスできる場所

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bricolage bread & co.
住|東京都港区六本木6丁目15−1 けやき坂テラス 1F
営|7:00-19:00
休|月曜日

春になると店の前の道路には、桜が咲き誇る。六本木という都会のど真ん中で自然が感じられて、少し遠出をした気分になれるためよく利用しているそう。お気に入りのアボカドトーストだけでなく、「テイクアウトのパンもおいしい」とのこと。





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