《更年期入門 vol.7》体験談あり:尿もれってどんな時に起きる?どんな改善策がありますか?


【Fem Care Project 推進パートナー】

TRULY CEO 二宮 未摩子

20代以上の女性の半数が体験アリというデータもある「尿もれ」。年齢に関わらず、誰にでも現れる可能性のある症状です。ただ、なかなかオープンに語りにくい内容のため、家族や友達などに相談するのも難しいですよね。

TRULYでは匿名で本音を語り合えるオープンチャット「みんなの相談BOX」を期間限定で運営していましたが、そこでも尿もれの話題はかなり盛り上がりました。皆さんの関心の高さが伺えます。

今回は、気になるけれど聞きづらい尿もれについて、体験談と共に、仕組みや改善方法をご紹介していきます。

TRULYの更年期世代のユーザーから寄せられた声

まずは、TRULYのユーザーから寄せられた、リアルな声を聞いていきましょう。

■どんな時に尿もれする? 具体的な症状は?

・出産後に子供と縄跳びをやっている時に尿もれしました(40代前半)
・爆笑した時に尿もれしたことがあります(50代)
・トイレのあとキレが悪いことがあります。これも尿もれの一種でしょうか?(40代)
・大きなくしゃみをした時には、ドキッとします(40代後半)
・飛行機などで座って寝てしまうと、少し漏れています(50代)

更年期だけではなく、出産も尿もれに関係しているようです。また、TRULYユーザーの中だけでも本当に多くの方が尿もれを経験されており、次々と体験談が出てきました。とても身近な症状であることが分かっただけでも、少しホッとしますよね。

■尿もれに対して何か対策をしていますか?

・尿もれパッドを使っています(50代)
・尿もれパッドでは足りない程出ると友達は言っていたので、心配です(40代後半)
・吸水ショーツと、尿もれパッドを併用しています(50代)
・骨盤底筋を鍛える体操をやっていますが、本当に改善するの?と不安です(40代後半)
・ヨガの先生に骨盤や膣周辺の筋肉をほぐすようにアドバイスをもらいました(40代後半)

対処法としては尿もれパッドの使用が多く、予防や改善のためには骨盤底筋などの体操を実践されている方も多数おられました。

尿もれパッドも今では見た目も生理用品と変わらず、一般的な商品として認知されてきていますよね。吸水ショーツもメジャーとなり、尿もれに対しての対処法の選択肢が増えています。

尿もれの種類と、尿もれが起きる仕組み

尿もれは原因によっていくつか種類があります。更年期世代の女性に多い尿もれ2種類について、ご紹介します。

■腹圧性尿失禁

更年期症状で多いのが、腹圧性尿失禁となります。出産や加齢などによって、骨盤底筋が伸びたり弱まることが原因です。咳やくしゃみ、重い荷物を持つなどのカラダの動きによって腹圧が上昇した時に、無意識に起こる尿もれとなります。子宮や膣などの臓器下垂を併発していることもあります。

■切迫性尿失禁

急に尿意を感じ、我慢できずに尿もれしてしまうのが切迫性尿失禁です。脳からのコントロールが上手くいかなくなる、骨盤臓器脱、骨盤底筋の衰えが原因となる場合や、原因不明で膀胱が収縮してしまうことも多くあります。

尿もれの治療や改善、予防対策はある?

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尿もれの治療や改善、予防対策にはどのようなものがあるのでしょうか。TRULYユーザーの声にもあがっている「骨盤底筋」とはどのような関係があるのかも、見ていきましょう。

■骨盤底筋を鍛えることで尿もれの改善、予防を期待できる

尿もれの初期治療として、骨盤底筋を鍛えるための体操があります。骨盤底筋はカラダの内側で膀胱や子宮、直腸を支えているインナーマッスルです。

骨盤底筋は出産や加齢で衰えたり、更年期以降に筋肉量が減少することによって緩んでしまい、尿もれをはじめ様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁の両方において骨盤底筋を鍛えることによって、改善や予防が期待できます。すぐには効果は出ませんが、毎日コツコツ2〜3ヶ月以上続けてみましょう。

■切迫性尿失禁の場合は水分コントロールや膀胱訓練を

切迫性尿失禁には薬物療法が有効と考えられていますが、飲水量の調整をしたり、トイレに行くスケジュールをコントロールする、膀胱訓練のような行動療法が併用されることもあります。

■尿もれがひどくなった場合は受診がおすすめ

骨盤底筋を鍛える体操などでも改善しない、悪化してしまった場合は、早めの受診をおすすめします。骨盤底筋を鍛える体操は、コツが必要で専門家のアドバイスを受けた方がよいこともあるためです。また、尿失禁の程度や種類によっては効果が薄いこともあります。

薬物療法のほか、腹圧性尿失禁に対しては、ぐらつく尿道を支えるTVT手術などの選択肢もあります。

参)日本泌尿器科学会:https://www.urol.or.jp/public/symptom/04.html

尿もれがひどくなってしまったら、どこに相談すべき?

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尿もれで受診する科は「泌尿器科」になります。泌尿器科は女性にとってあまり馴染みがなく、ハードルが高いということもあるかもしれません。でも最近では女性泌尿器科や、女性の医師がいるクリニックなどもありますので、お近くの医療機関をチェックしてみてください。また、婦人科でも相談できるので、泌尿器科を受診するのに抵抗感があったり、かかりつけの婦人科があったりする場合は、婦人科の受診でも大丈夫です。

一人で悩んでいたことも、経験者の声や体験を聞いたり共有したりすると、気持ちの上で少し楽になりますよね。自分だけではなかった、と知るだけでもかなり安心するのではないでしょうか。

また正しい知識や情報を得ることによって、予防や改善方法、受診、という選択肢を適切に判断することができるようになります。そして大事なことは、様々な方法を試したものの改善しない時は、我慢せず早めに専門医に相談することです。

TRULYのメディアサイトでは更年期をはじめ皆さんのヘルスリテラシーを上げるための情報や、リアルな体験談などのコラム記事を配信中です。ぜひこちらも参考にしてみてください。


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