部屋にある民族楽器を打ち鳴らすと、鏡や床にさまざまな色彩の映像が表れます

《渋谷》写真イベント「ヨシダナギ×NAKED Sing-Sing!」開催中

カルチャー

 紀行バラエティ番組「クレイジージャーニー」(TBSテレビ系列)などに登場し、話題になった女性フォトグラファー ヨシダナギさんの体験型写真展「ヨシダナギ×NAKED Sing-Sing(シンシン)!」が5月13日(日)まで、西武渋谷店A館で開催されています。

 ヨシダナギさんは、アフリカをはじめ世界の少数民族や先住民などの撮影を行い、作品として発表。その色彩の鮮やかさとヨシダさん自身が現地の人と同じ衣装を身にまとい、生活に入り込みながら撮影するスタイルは大きな反響を呼んでいます。

 ほとんど衣装を身につけない民族の作品でも、自身が同じスタイルをして撮影したことで話題になったこともあります。

 今回の展覧会は、ヨシダさんの写真作品に、クリエイティブカンパニー“ネイキッド”が作り出したデジタルアートを合わせた体験型イベントです。

 イベント名の「Sing-Sing」は英語のsing(歌う)に由来するピジン語(ソロモン諸島の言語)で、パプアニューギニアの伝統舞踏の総称とのこと。ヨシダさんが取材で出会った多くの民族が、写真と音と映像で表現されています。

 会場では、ヨシダさんが撮影したアフリカの民族の作品や、人々と交流しているヨシダさんの姿が撮影されている写真が展示され、さまざまな民族楽器も、壁に飾られ、実際に手に取り、鳴らしてみることもできます。被写体となっている人々は、アニメのヒーローやモデルのようなポーズを取り、身につけている衣装はとてもカラフルです。

民族楽器も飾られ、手に取ることができます


アフリカのさまざまな民族の写真が展示されています


 ヨシダさんは「アフリカを撮影した従来のドキュメンタリータッチの写真では、心に響いてこない層の人々がいます。現地の人に勇者をモチーフにしたポーズなどを取ってもらったのは、そのような人々にもっとアフリカを知ってほしいということと、日本人にアフリカを身近に感じてもらいたいからです。私たちと同じ時代を、今、一緒に生きているアフリカの人々がいること実感してほしいのです」と話しています。

 また、写真の世界観をデジタルアートと音で体験できるエリアもあります。鏡に囲まれた部屋に太鼓などの民族楽器が置かれ、それらを入場者が叩いて鳴らすと、さまざまな色や模様などが、鏡や床に次々に現れ、変化していきます。その色彩は、ヨシダさんの作品に映る民族衣装を連想させてくれるものです。

ヨシダナギさんと作品


 体験型イベントの他、B館8階の美術画廊では、ヨシダさんの最新作の展示即売や写真集・書籍などの販売を行っています。

 今までのアフリカのイメージを超えたアフリカを、ヨシダさんの写真を通して受け取ってみて下さい。


ヨシダナギ×NAKED Sing-Sing!

会場:西武渋谷店A館7階 特設会場(渋谷区宇田川町21-1)

開催期間:5月13日(日)まで 

開催時間:平日 午前10時~午後9時/日・祝日 午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)

入場料:一般500円/高校生以下無料


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