日本三大祭の1つである京都の祇園祭は今年、創始から1150年を迎えます。
中でもハイライトとなる7月17日の山鉾巡行で、先頭を飾る長刀鉾に乗る稚児が3日、発表されました。
稚児には、京都市立御室小学校4年の中西望海君(10)=京都市中京区=が、稚児を補佐する禿(かむろ)には、ノートルダム学院小5年の杉本崇晃君(10)=京都市右京区=と、市立朱雀第四小4年の竹内瑛基君(9)=京都市右京区=が選ばれました。

稚児は、四条通りに張られたしめ縄を鉾の上から切り、巡行のスタートを告げる大役を担っています。
中西君は、千寿せんべいで知られる和菓子製造販売の「鼓月」の社長、英貴さん(47)の長男です。英貴さんも昭和56年に稚児を務めており、親子2代の稚児になります。
中西君は、昨年から長刀鉾の囃子方を担当しているそうですが、「稚児は(囃子方)と違って1人でやらなければならないので緊張しますが、楽しみです」。また、父の英貴さんは「翌年も(稚児を)やりたいくらい楽しかったので、難しいことを考えずに楽しんでやってくれたら」と話していました。

杉本君と竹内君は「稚児をしっかり支えて、祇園祭を成功させたい」と声を合わせていました。
また、長刀鉾保存会の井上俊郎代表理事は「令和になり、新たな気持ちで祇園祭に向かいたいと思います」と抱負を述べていました。