野菜の週末作り置きは、洗う、切る、小分けにするなどのちょっとした準備を中心に!

“平日15分でいただきます!”をかなえる晩ごはんレシピ④

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 “平日15分でいただきます”連載の第4回は、週末の実践編part2。野菜のカンタン作り置きを、料理研究家の小田真規子先生に聞きました。


≪洗って切って小分けして-頑張り過ぎない野菜の週末作り置き術≫

 野菜の週末作り置きは、洗う、切る、小分けにするなどのちょっとした準備を中心に行います。

 “ジッパー式の保存バッグ”と“フェルトタイプのクッキングペーパー”は、野菜の下ごしらえ&保存にも大活躍。下ごしらえに時間のかかるかぼちゃや根菜などは、ぬらしたフェルトタイプのクッキングペーパーを使って電子レンジで蒸し野菜にしておくと使いたいときにすぐに使えるので、傷む前に使い切ることができます。

 保存バッグは透明なので、何が入っているか一目瞭然。素材の量に合わせて選べば、冷蔵庫の中でムダな場所を取りません。冷凍・冷蔵両用タイプを選んでおけば、使い切れない時にはそのまま冷凍庫へ移動させることもできて便利です。

 クッキングペーパーは、魚や肉の臭みをとったり、電子レンジで蒸し料理が簡単にできたりと、調理器具として活用することで、時短でおいしい下ごしらえの強い味方になってくれます。


 ≪野菜の下ごしらえ≫

 野菜はそれぞれの個性を知って、それに適した下準備をしておくと、おいしさが長持ちする上、当日の調理がグンと楽になります。

「かぼちゃ」:レンジで半調理

 大きくて一度の使い切りが難しいかぼちゃ。切り口やタネ・ワタの部分から傷みやすいので、買ってきたらすぐに電子レンジで蒸しておけば、サラダ・スープ・煮物など、さまざまなメニューに役立ってくれます。冷蔵保存で5日、冷凍保存で1カ月を目安に使い切ります。

(材料)

かぼちゃ:1/4個(正味300g)

塩:小さじ1/4

(作り方)

① かぼちゃはタネとワタをとって所々皮をむき、2cm角に切る。

② 直径25cmの耐熱皿にぬらして軽く絞ったフェルトタイプのクッキングペーパーを敷き、かぼちゃを中央を空けるようにのせ、もう一枚を同様にぬらしてかぶせ電子レンジ(600W)で5分半加熱する。上のペーパーを外し、塩をふり絡めてから下のペーパーを外して、乾燥しないように上にかぶせそのまま粗熱をとる。

③ 保存バッグに入れる。


「たまねぎ」:切って小分けに

 皮をむくのに意外と手間取る玉ねぎは、週末に皮をむいて食べやすい大きさに切り保存バッグに入れておくと、平日すぐに調理に取り掛かれて大幅時短になります。冷蔵保存で7日を目安に食べましょう。

(材料)

たまねぎ:3個

(作り方)

① たまねぎ3個は皮をむき、上下を落とす。(150g/個くらいのもの)

② 1個分はラップに包んで保存バッグに入れる。

③ 2個分は5mm幅に切り、1/2個分(75g)は、前回紹介した「豚肉とたまねぎの生姜和え」の仕込みに使う。

④ 1/2個分(75g)ずつラップに包んで保存バッグに入れる。


「にんじん」:切って塩もみ

 パック買いしたけれど、使い切れずに最後の一本をしなびさせてしまうことも多いにんじん。ピーラーで食べやすい大きさに切り、塩もみして保存バッグに入れておけば、主菜・副菜を問わず活躍します。冷蔵保存で7日を目安に食べ切ります。

(材料)

にんじん:2本(正味300g)

塩:小さじ1

(作り方)

① にんじんはピーラーで皮をむき縦半分、斜め薄切りにする。

② 塩と一緒に保存バッグに入れて軽くもみ、空気を抜く。


「レタス」:クッキングペーパーを水分補給と保護に使って

 傷みやすいレタスは、水分をしっかりふき取ってから、クッションと水分保持を兼ねてクッキングペーパーに包んでからジッパー式の保存バッグへ。冷蔵で5日を目安に食べます。

(材料)レタス:1個(350gくらい)

(作り方)フェルトタイプのクッキングペーパー2枚で包んで大型の保存バッグに入れる。


「パプリカ&きのこ」:小分けして冷凍保存

 冷凍することで繊維が壊れ、味がしみ込みやすくなるのがパプリカときのこ。きのこはうま味も増して、一層おいしくなります。冷凍保存1カ月が目安です。

(材料)パプリカ:赤・黄各1個(正味300gくらい)

(作り方)縦4等分に切って種をのぞき、横に1cm幅の短冊に切り保存バッグに入れ冷凍する。

(材料)しめじ:1パック(100g)、えのき:1パック(100g)

(作り方)各100gは小房に分けて保存バッグに入れて冷凍する。


「ブロッコリー・ミニトマト」:小分けして冷蔵保存

 彩り野菜としても活躍するブロッコリーやミニトマトは、洗って小房に分ける、ヘタを取るなどを週末に済ませておくだけで、当日の手間が大幅に節約できます。冷蔵保存で5日を目安にします。

(材料)ブロッコリー:1房(房160g 茎50g)

(作り方)小房に分けて縦半分~4等分、茎は1.5cm角に切り、保存バッグに入れる。

(材料)ミニトマト:15個

(作り方)15個を洗ってヘタをとって、保存バッグに入れる。


 野菜の特性を知っておけば、ちょっとした準備で平日当日の調理がグンと時短できる。そんな60分マジック。いかがでしたでしょうか。

 次回は、いよいよ週末の作り置きを活用した15分レシピを紹介します。月曜日のメニューは、カミワザハンバーグとスープ&サラダです。お楽しみに!


小田真規子先生

料理研究家・栄養士。健康に配慮した、作りやすくておいしい料理に定評がある。料理の基本や、つくりおきおかずのレシピの他、ダイエット中でも食べられる本格的なお菓子の提案も人気。



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