京都市北区の世界遺産・金閣寺で、金閣(舎利殿)のこけらぶき屋根のふき替え工事が完了しました。18年ぶりに行われた工事によって、黒ずんでいた屋根はピカピカによみがえりました。

屋根だけでなく、二層・三層部分の金箔も美しく輝く舎利殿
計約320平方メートルの屋根は「こけら板」と呼ばれるサワラの木の薄い板を何層にも重ねられています。工事では約10万枚を取り換えたほか、工事のための足場を組むなどしたことから、普段は手の届かないようなてっぺんの鳳凰や金箔の補修もできたそうです。どうりでピカピカですね。

舎利殿に設けられた足場。普段手の届かない金箔の手入れもできたという
工事は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で参拝客が激減した時期に合わせ、今年9月に開始。10月には素屋根と呼ばれる囲いで舎利殿はすっぽりと覆われ見えなくなりました。しかし参拝は可能だったため、境内に入ることができました。するとSNSなどで素屋根で覆われた舎利殿を「レアな光景」と珍しがる投稿が相次ぐなどして、訪れる参拝者は少なくなかったようです。

10月から12月上旬まで素屋根と呼ばれる囲いに覆われ、ほとんど見えなくなった舎利殿を珍しがる参拝者が後を絶たなかった
新年には美しい輝きを取り戻した金閣を楽しめますね。