コーヒーpapaのおいしい話⑭ 適切な抽出方法と「酸味」

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 レモンのpH(水素イオン濃度)は2程度で、強い酸です。カッピングする焙煎度合い(中煎り)のpHは生産国により異なり、ケニアはpH4.7~4.9でかなり酸は強く、ブラジルは5.0~5.2で酸は弱い傾向にあります。

 pH4.7は、かなりインパクトのある強い酸で、5.2では0.5異なり、これは大部分のコーヒー好きの人にはわかるくらい大きな差です。この酸味は、他の味である苦味や、甘味とのバランスの中で好ましいか?そうでないか?も判断すべきと考えます。

嗜好(しこう)品の酸の強さ

 かんきつ系の酸は、中米、コロンビアなどの湿式(ウオッシュトコーヒー)に多く感じられますが、エチオピアなどはブルーベリーなどの酸、2004年にデビューしたパナマのゲイシャ品種などはかんきつ+パイナップルのような果実感があります。現在では、この酸の質を重視するようになっていますので、コーヒーを飲むときに少し意識してみてください。

 一般的には、焙煎が深くなると、酸を感じなくなります。しかし、よいコーヒーは、シティ、フレンチローストにしても酸が残りますので風味に輪郭や複雑さを感じます。最近は、標高2000mを超える高地で栽培した豆も見られるようになりました。

 これらは、深い焙煎(フレンチロースト)に向くものが多く、堀口珈琲ではコスタリカ、コロンビア、エチオピアの豆も多く買い付けています。

生産国や精製方法によっても酸に大きな違いがでる

 コーヒーの酸が強いと感じた場合は、焙煎の深い豆を使うか粉の粒度を細かめにするようにすればよいでしょう。また中米、コロンビア、ケニアのスペシャルティコーヒーではなくブラジルを使用すればよいでしょう。酸が足りないと感じた場合はこの逆となります



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