コーヒーpapaのおいしい話㉓ コーヒーとケーキ 2

グルメ, コラム

 ケーキ好きで、ケーキを食べ続けていながらコーヒーの仕事を始めてみると、相性が重要だと感じます。堀口珈琲では、フレンチロースト(深煎り)の柔らかな苦みのコーヒーが特徴ですので、フランス菓子との相性は抜群です。浅い焙煎のコーヒーですと、味に主張のあるフランス菓子には負けてしまいます。
 チーズケーキでもスフレタイプからニューヨークチーズケーキまでの濃厚さ、またリコッタからカマンベールまでチーズの種類の味わいも多様です。チョコレート系もクーベルチュールが異なれば味は大きく変わります。ガトーショコラ、オペラなど種類も多様です。
 ケンズカフェ東京(その昔、開業のお手伝いをしました)のように小麦粉を全く使用しないチョコレートケーキさえあります。このようなケーキには、堀口珈琲の#7や#8のブレンドはよく合うと思います。
 多くのケーキ店のイートインのコーヒーは低品質のものが目立ちます。ケーキの素晴らしさを台無しにしていることが多くありますし、紅茶を選択しても香りのないものが多く見受けられます。したがって、私はイートインでケーキを食べる場合、「飲みものはいらない」という場合も多々あります。お店には失礼なのですが、ケーキが台無しになりますのでやむを得ません。とても残念です。

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