そしてジビエの野性的な味わいを楽しむのに大切なのがフランス料理ならではの伝統的なソース。この真鴨のローストに合わせる王道のサルミ・ソースを皆良田シェフは何日もかけて仕込んでくれます。
実は、「ジビエこそがフランス料理」と言うのはベテランシェフだけではありません。大好きな人ほど、「味わい深いジビエを食べると、フランス料理の素晴らしさを実感する」と話してくれたりもします。
最近はジビエが流行のようで、若い料理人もジビエに挑戦するようになっています。皆良田シェフも「若いシェフが新しいスタイルのジビエを提案するのは素晴らしいことだよ」と言って一回り以上若い後輩たちを応援しています。
同じ素材やソースでも、料理する人が変われば、味もスタイルも変わってきます。好きな人はジビエの季節になると何軒ものレストランでジビエを食べたりします。「ぜひ自分のお気に入りの一皿を探してみてはどうでしょうか」というのも皆良田シェフの言葉です。
もしもジビエに興味があるなら、庶民の銀座とも呼ばれる有楽町線新富町や東銀座の駅近くにある「カイラダ」に行ってみてはいかがでしょうか?
KAIRADA(カイラダ)
中央区銀座2-14-6 第2松岡ビル1F
03-3248-3355