栃木ブレックス 竹内公輔選手《浅利陽介とコートの外で。》WEB EXTRA

コラム

 栃木ブレックスの竹内公輔選手は、生まれ持った206cmの長身と高い運動能力をいかし、ゲームを最後まで牽引(けんいん)する。双子の弟は、アルバルク東京の譲次選手。高校時代から“竹内ツインズ”として注目を集め、華々しい経歴とともに日本男子バスケ界の本流を歩んできた。トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)、広島ドラゴンフライズなどさまざまな環境の中でプレーを続けてきた経験を踏まえ、現在所属する栃木での自身の役割について尋ねてみた。
 「今のチームではメーンで得点をバンバンとったり、勝負どころでボールを預けてもらったりするポジションではないので、そういうプレーヤーに、いかに気持ちよく点をとってもらえるかどうかを考えています。どちらかというと、今はつなぎ役が主な仕事です」
 新人王、MVP、ブロックショット王と常に脚光を浴びてきた。ベテラン選手になったいまは後年のキャリアを見据えながら、コートの中で変わらぬ存在感を発揮している。2018-19シーズンは優勝を逃したものの、栃木を最高のチームだと語る。
 「バスケに詳しくない人でも知っている田臥(勇太)選手、さらに(海外リーグの経験もある)比江島(慎)選手が所属していて、試合に足を運びたくなる魅力があります。一度でいいので、宇都宮にホームゲームを見に来てほしい。約4000人収容のアリーナがほぼ満員になるので、チケットは取りづらいですけど(笑)」


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