天井から下がる照明「オークラ・ランターン」を受け継ぐなど本館のイメージのまま復元したメインロビー

《虎ノ門》The Okura Tokyo開業 伝統を受け継ぐ「ヘリテージウイング」と最新の高層棟「プレステージタワー」


 1962年の開業以来、日本を代表する名門の一つとして愛されてきたホテルオークラ東京。4年前に建て替えのため閉館した本館が「The Okura Tokyo(オークラ東京)」として生まれ変わり9月12日(木)15:00、開業します。本館を象徴するロビーを復元するなど伝統を継承しつつ、現代的なデザインを取り入れて洗練された空間に仕上がっています。
 オークラ東京は国内外のさまざまなニーズに対応するため、コンセプトの異なる2棟で構成。17階建ての中層棟「オークラ ヘリテージウイング」はロビーに、藤の花のシャンデリアや京都西本願寺所蔵の国宝「三十六人家集」の料紙を模した壁紙装飾を採用し、落ち着いた雅(みやび)な雰囲気を演出しています。6~17階の客室は標準面積約60㎡、間口は8m以上と広々として開放的な設計で、”迎賓館”のような優雅さを味わうことができます。

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藤の花シャンデリアが飾られた階段を上ると三十六人家集の料紙の壁紙が見え、和の美を堪能できる(上)間口が広いため低層階でも光あふれるヘリテージルーム(下)

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 日本料理「山里」(4階)は新たに割烹(かっぽう)や寿司(すし)のカウンターを設置。和食調理総料理長の澤内恭さんは「対話しながらお客さまに合わせた料理を、できたてで味わってほしい」と話していました。

okura-yamasato.jpg日本庭園を眺めながら料理が楽しめる割烹カウンターに立つ澤内さん。

 一方、41階建ての高層棟「オークラ プレステージタワー」は国際会議にも対応する大宴会場やフィットネススタジオ、スパを完備するほか、オフィスも入る最新鋭の設備です。28階以上に設置した客室の眺望はもちろん、最上階のバーラウンジ「スターライト」は東京の夜景を一望でき、贅沢(ぜいたく)な時間を過ごすことができそうです。

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日本初上陸の仏コスメブランド「ANNAYAKE」を採用したスパは、ペアルームを3室用意(上)プレステージタワー2階の「オーチャード」はスタイリッシュなウェディングにもぴったり(下)

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 半世紀以上の歴史を経て、時代の変化を見据えて誕生するオークラ東京。その新たな魅力に注目が集まりそうです。
 The Okura Tokyo(港区虎ノ門2-10-4)
 TEL 03-3582-0111
 宿泊料(1泊1室2人、朝食込み):ヘリテージウイング10万円~、プレステージタワー7万円~

 http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/toward2019/
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