女性に人気の、写真家で映画監督の蜷川実花さんがディレクションを担当するファッションブランド「M/mika ninagawa」から今年初めて浴衣が登場しました。華やかで大胆な蜷川さんの花の写真をプリントした浴衣で、三越伊勢丹の限定です。
東京・新宿の「伊勢丹新宿店」では、本館1階のイベントスペース「ザ・ステージ」に7月4日(火)までのポップアップショップとして登場。5日以降は7階の呉服売り場で展開します。

蜷川実花さんがディレクションを担当するファッションブランド「M/mika ninagawa」の浴衣はとてもカラフルです=東京都新宿区の伊勢丹新宿店 (写真・田中幸美)
浴衣は計10柄(いずれも4万6980円・税抜き)。帯は、表はボーダー、裏は無地のリバーシブルで5柄(いずれも1万9440円・税抜き)がそろいました。いずれも、濃密で鮮やかな色遣いと奥深い陰影が特徴の蜷川さんの写真をプリントしています。
たとえば、白地にレッドアネモネやイエローパンジーなどのビビッドな花がちりばめられた一枚は、あたりの景色まで明るくなりそう。夜空に映える花火に負けない鮮やかさです。

白地にブルーローズなど6、7種類のビビッドな花がちりばめられた一枚
また、藤色を基調に、ダリアやヒメユリ、さらに従来の浴衣のモチーフには決してなかったハエトリソウなども映し出されています。ちなみにハエトリソウは、素早く葉を閉じて瞬間的に獲物を挟み込む食虫植物です。こちらの浴衣は、シックな中にもミステリアスな感じを醸し出せそうですね。

藤色を基調に個性的な花々をちりばめた一枚
呉服商品バイヤーの金子直史さんは、「グラフィカルで一部グラデーションを交えるような多色使いのエナジーが感じられる柄。日本人の感性ということでほかにはないJAPANの感覚を浴衣に取り入れました」と話していました。

グラフィカルでグラデーションを組み合わせた個性的なプリントの浴衣は注目を浴びるでしょう
写真は多色使いで、プリント柄を浴衣地に落とし込むのには非常に高度な技術が必要ですが、今回は世界最高レベルのインクジェットプリントの技術を持つファブリックメーカー、小松精練(本社・石川県能美市)の協力で実現したそうです。こうした日本が世界に誇れる〝もの作り〟の技も合わせて楽しむことのできる浴衣になっています。

イエローやグリーンなどの珍しい色目の浴衣もあります

同じプリントのスカーフなどもあります
また、綿素材などが多い中で、こちらの浴衣は、吸湿速乾や吸汗などの高機能をうたう東レの素材「セオ・アルファ®」を採用しています。しわになりにくいため、着物の扱いに慣れていない人も安心して着用できます。夏祭りなどで着崩れしてもすぐに直せるのはいいですね。

同じ花柄の小物雑貨も豊富なラインアップです
梅雨明けの便りが届いたら、夏本番。花火大会や夏祭りなど、浴衣の出番がグッと増えます。そんなとき、蜷川さんの世界を体現したこの浴衣を身につけて夏を情熱的に演出したいですね。
(写真はすべて田中幸美)
◆伊勢丹新宿店は、東京都新宿区新宿3丁目14ー1。午前10時30分~午後8時、問い合わせは☎03・3352・1111。
「M/mika ninagawa」の浴衣は、伊勢丹新宿店のほか三越銀座店、三越伊勢丹のECサイトで取り扱っています。