京都でも最も早く咲く京都御苑の近衛邸跡の枝垂れ桜=23日午前、京都市上京区 (写真・田中幸美)

【京都さくらめぐり2018】京都御苑の枝垂れ桜が一足先に見頃①

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 京都から待望の桜の便りが届きました。京都地方気象台が22日、京都市でソメイヨシノの開花を発表しました。京都の桜の開花を決める「標本木」は二条城の中にあり、開花は平年より6日、昨年より9日早いそう。今年は2月が寒く、3月に入ってから気温が高かったことから開花が早まったということです。
 京都ですでに見頃を迎えている桜があります。京都で最も早く咲くといわれる京都御苑北西部の近衛邸跡にある枝垂れ桜です。

京都で最も早い桜の開花となる近衛邸跡の枝垂れ桜は約60本。順番に見頃を迎えます


 このあたりは、摂政や関白を多く輩出した五摂家の一つ、近衞家の邸宅跡で、枝垂れ桜の大木が約60本植えられています。
 御苑で一番早く咲き始める桜で、例年3月中旬くらいからほころび始めます。白、紅などの種類によって花の時期が違うので、全体としては1カ月くらい楽しむことができるそうです。

青い空にピンクの桜が映えます


 枝垂れ桜は糸桜とも呼ばれ、観賞用に栽培されたもので、小型の花を付けた細い枝が垂れ下がる特徴があります。近衛邸跡のほか、出水の小川付近でも見ることができます。

近衛邸跡ではさまざまな枝垂れ桜を楽しむことができます


京都御苑出水の枝垂れ桜


 京都御苑から少し西に行ったところにある京都府庁旧本館の中庭にある枝垂れ桜も見頃を迎えました。この枝垂れ桜は円山公園初代枝垂れ桜の孫にあたる「祇園しだれ桜」だそうです。府庁にはこのほか、容保桜をはじめ6種7本の桜があるので順番に楽しめます。

京都府庁の枝垂れ桜は旧本館の建物に取り囲まれるように位置する中庭にあります


明治37年に建てられた京都府庁旧本館は歴史的な建物。桜との競演が素敵ですね


 府庁では24日から観桜祭が開かれ、さまざまな催しもあります。
 京都御苑も京都府庁も、誰でも無料で入れるのがうれしいですね。週末に京都に行かれるのなら、ぜひ訪れてみてください。
 京都地方気象台によると、ソメイヨシノの満開は開花から1週間~10日後なので、見頃は3月下旬~4月上旬になるということです。となると、来週の週末あたりがお花見にうってつけになりそうですね。

 1年で最も美しい輝きを放つ桜シーズンになった京都。京都の桜を、順番にご紹介していきます。
(写真はすべて3月23日に撮影、田中幸美)

◆京都御苑は、京都市上京区京都御苑3。京都府庁は、京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町。



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