もうすぐバレンタインデー。今年のチョコレートのトレンドは「Bean to Bar」(ビーントゥバー)だそうです。これは、カカオ豆(ビーン)の選定・仕入れからロースト(焙煎)や成型、ラッピングなど板チョコ(バー)の製造に至るまでのすべての工程を一貫して手がける新しいチョコレートづくりのスタイルです。
チョコレートの製造所
そんなこだわりのチョコレートを作る国内外の20以上のファクトリーが一堂に会して29日、新しい珈琲の街として注目を集める清澄白河で「クラフトチョコレートマーケット」が開催されます。おいしくて個性的なチョコレートの数々が、海外から日本全国から、東京に集まります。
クラフトチョコレートフェスティバルの出展企業は、カフェやレストランを経営するかたわら、ビーントゥバーを始めた事業所などさまざまです。国内からは「ダンデライオン・チョコレート」(東京/アメリカ)をはじめ、「バニラビーンズ」(神奈川)、「珈琲処豆屋 夢二香房」(奈良)など個性的なファクトリーが集まりました。中には、チョコレート作りが味と香りを引き出す七味唐からしの伝統的な製法と似ていることから、ビーントゥバーに乗り出した長野市の老舗七味唐からしメーカー「八幡屋礒五郎」も参加します。また、海外からはアメリカやカナダをはじめ、タンザニアやUAEなど10カ国のビーントゥバーのファクトリーが参加します。

選定のため集められたカカオ豆
クラフト チョコレート マーケットでは、それぞれのビーントゥバーの販売のほか、試食もできます。また、カカオ豆の産地(カカオベルト)にちなんだライブパフォーマンスや、東京・三軒茶屋にオープンしたばかりの焙煎所&コーヒースタンド「Coffee Wrights」(コーヒーライツ)によるポップアップカフェも出店します。
クラフトビールに始まり、クラフトバーガー、クラフトピザ、クラフトコーヒーなど、手作り食品・料理などを意味するアメリカ・ニューヨーク発祥の「クラフトフード」が日本でも注目を浴びています。

これがこだわりのチョコレートへと変身します
クラフト チョコレート マーケットの企画・運営に携わる「ダンデライオン・チョコレート」の飯田明さんによると、「ビーントゥバーもクラフトフードの一環ととらえることで、食のあり方やクラフトフードムーブメントなどを考えるきっかけになり得る」といいます。そして、ビーントゥバーを業界全体で盛り上げていきたいという思いから、昨年は国内外のビーントゥバー関係者が一堂に集うビーントゥバーのコミュニティー「Bean to Bar Summit」を開催しました。そして、前回は主に関係者だけの活動でしたが、一般の人たちも巻き込んだものに発展させたいと今回のクラフト チョコレート マーケットの開催を決めたそうです。

ビーントゥバーのコミュニティー作りのために立ち上げられた「Bean to Bar Summit」。第1回会合の様子
作り手のこだわりを堪能できるこのマーケット、チョコ好きなら見逃せません。
(写真はすべてダンデライオン・チョコレート提供)
◆「Craft Chocolate Market」(クラフトチョコレートマーケット)は東京都江東区三好2-6-10の「The Fleming House」で、29日(日)午前10時~午後6時。入場料500円(税込み)。問い合わせは☎03・5833・7271(ダンデライオン・チョコレート・ジャパン)。
詳しくは、https://dandelionchocolate.jp/ccf/