疾走する馬上から矢を放つ射手。見事に3つとも的中させていた=3日、京都市左京区の下鴨神社 (写真報道局・寺口純平撮影)

《京都》大迫力の流鏑馬神事が下鴨神社で


 公家や武家の装束に身を包んだ射手(いて)が、疾走する馬上から矢で的を射る「流鏑馬(やぶさめ)神事」がゴールデンウイーク後半の初日となる3日、世界遺産の下鴨神社(左京区)で行われました。

颯爽と走る馬上から矢を放つ射手=京都市左京区の下鴨神社 (写真・田中幸美)


 これは、15日に行われる京都三大祭りの一つ、「葵祭」の道中の安全を願う神事として7世紀ごろに始まりました。途中、応仁の乱などの戦火でたびたび中断したものの、約100年前まで行われていたそうです。
 昭和48年の式年遷宮を機に復活、昭和51年からは定期的に行われています。

ものすごいスピードで馬場を駆け抜ける馬上から矢を射るのは並大抵の技術ではありません (写真報道局・寺口純平撮影)


 下鴨神社の鎮守の森である、糺の森に設けられた約400メートルの馬場に、色鮮やかな公家の装束や武家の装束に身を包んだ礼法・弓術・弓馬術の「小笠原流」の射手が馬に騎乗した登場。約2万人の参拝者が固唾をのんで見守る中、砂をまき上げながらものすごいスピードで疾走し、「いんよ~」(陰陽)のかけ声とともに3カ所に置かれた約50センチ四方の的に次々と矢を命中させていました。

雨上がりで美しく輝く新緑の糺の森を色鮮やかな装束の射手たちが登場しました (写真・田中幸美)


馬車も登場しました (写真・田中幸美) 


 3日は朝方まで降り続いた雨が午前中に上がり、新緑が鮮やかさを増していました。

こちらの射手は女性です (写真・田中幸美)



LATEST POSTS