鼓童に加え、DAZZLEとBLUETOKYOもステージに勢揃いし、賑やかに締めくくるフィナーレのシーン

太鼓芸能集団「鼓童」が35周年記念コンサート


 佐渡(新潟県佐渡市)を拠点に世界で活動する太鼓芸能集団「鼓童」(こどう)が、18日~20日、東京・赤坂のサントリーホールで創立35周年記念コンサートを開きます。本番を前に16日、リハーサルを公開しました。
 リハーサルは、2012年から鼓童の芸術監督を務める歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎さんが見守る中、3夜連続公演の最終日を飾る20日の演目を中心に行われました。「ダンスとビートが織りなすクールジャパン未来形」というタイトルで、あらゆるジャンルのダンスを融合させて独自の世界を構築する「DAZZLE」(ダズル)と、男子新体操をベースにストリートダンスを融合させた新たなパフォーマンスを展開する「BLUE TOKYO」(BT・ブルートーキョー)という2グループとのコラボレーションがメーンとなります。
 BTは持ち味のアクロバットを織り交ぜながら軽快に飛翔し、DAZZLEはさまざまな太鼓の音色に呼応するように繊細なダンスを見せていました。客席中央で見守っていた玉三郎さんは、通しリハーサルが終わるとステージに上がって身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。時折、出演者と和やかに談笑するシーンも見られました。

ダンスカンパニー「DAZZLE」との共演


男子新体操をベースにストリートダンスとの融合したステージを見せる「BLUE TOKYO」とのコラボレーション


芸術監督を務める歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎さんのアドバイスに耳を傾ける鼓童のメンバーら


 鼓童代表の船橋裕一郎さんは、「35年間培ってきたものとこれから進むべき方向性をお見せします。玉三郎さんからは現状に満足することなく、音の出し方や会場に合ったたたき方など太鼓の可能性を広げていく挑戦をすることが大事とアドバイスを受けました」と話していました。また、2グループとのコラボレーションについては「踊り手がいることは太鼓演奏にとてもなじみます。それは祭りや日本の伝統芸能などジャンルはさまざまですが踊りが入ることによって、ある一定の方向に収束していきます。踊り手さんもいつも以上にテンションが上がるような感覚があり、これこそ太鼓の持つ力でしょうね」といいます。確かにいつも音楽に合わせてのダンスが、太鼓だけがシンプルにかぶさることで、よりプリミティブで魂を揺さぶる感覚が得られます。
 鼓童は1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能を現代に再創造し、新しい舞台表現を創り出すグループとして、これまでに世界48カ国で計5600回以上の公演を行っています。

DAZZLEおよびBTと共演する鼓童


DAZZLEおよびBTと共演する鼓童


 鼓童は、創立35周年記念コンサート第2夜で披露する「螺旋」(らせん)という作品をベースに、9月3日(土)の京都を皮切りに全国33都市を巡る国内ツアー「鼓童ワン・アース・ツアー2016」を行います。これまでに演奏した曲と新しい曲を織り交ぜた演目になるそうです。
ツアーの詳細は公式ホームページから

http://www.kodo.or.jp/news/20160900oet_ja.html




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