京都市伏見区の世界遺産、醍醐寺では秋季夜間拝観のライトアップが行われています。柔らかなライトを浴びて紅に染まったモミジがまるで錦繍のように浮かび上がっています。

池が鏡のような効果をもたらし、とても幻想的な雰囲気を醸し出しています
醍醐寺のライトアップは8年前から行われていて、今年で9回目。すっかり秋の風物詩として定着しています。
参道を照らす灯も含め計362台のライトが日没とともに灯されると、約400本の赤く染まったカエデが錦繍を織りなしました。

参道にはほのかな灯が点り、境内を導いてくれます
醍醐寺というと、豊臣秀吉がこの世を去る半年前に「醍醐の花見」を行ったことで有名な京都屈指の桜の名所ですが、秋の紅葉もとても美しい古刹です。

桜ばかりでない醍醐寺。紅葉もとてもステキです
今年は台風21号によってしだれ桜は倒れたり枝が折れたりしたそうですが、カエデにはあまり影響はなかったため、美しい紅葉が楽しめるということです。色づきは例年同様で、見頃は12月上旬ごろまで続きます。

金堂(真言宗の本堂)もライトアップされています
ただ、山道を約1時間登ったところにある醍醐寺開創の「上醍醐」と呼ばれる地域は今も入山できないほど台風の被害を受けています。(写真・文 田中幸美)
夜間拝観は12月2日(日)まで、午後6時~8時50分(最終受付は8時10分)。拝観料は中学生以上1000円。