もみじ苑の中の紙屋川にかかる鶯橋の周囲の紅葉はまるで錦繍を織りなすよう=11月26日撮影(写真・田中幸美)

《京都》北野天満宮の御土居もみじで見頃が続く


 学問の神様、菅原道真公を祀る全国の天神さまの総本社である「北野天満宮」では、境内にある「史跡御土居(おどい) もみじ苑」で紅葉の見頃が続いています。
 御土居という言葉、どこかで聞いたことがありませんか? そうです。NHKの紀行・バラエティ番組「ブラタモリ」で、タモリさんが巡っていたあの土塁です。豊臣秀吉が洛中洛外(京の中心部と郊外)を分けるために設けた高さ約5メートル、総延長24キロメートルに及ぶ城壁のようなものですね。

「北野天満宮の御土居のもみじ」⑦.jpg御土居にできたもみじ苑なので、高低差があります


 その御土居の一部と自然林がちょうど北野天満宮に残っていて、秋になると約300本のカエデが錦に染まり、美しく景色を提供してくれます。

「北野天満宮の御土居のもみじ」②.jpg紙屋川にかかるアーチのように紅葉が降り注ぎます


 鶯橋の周囲の錦繍や展望所から望む国宝の本殿など見所がたくさんあります。北野天満宮といえば、春の梅林が有名ですが、実は秋のもみじ苑もとても美しいのです。

「北野天満宮の御土居のもみじ」⑥.jpg国宝の本殿も紅葉越しにみることができます

 

 北野天満宮ではもみじ苑の公開を当初、12月2日までの期間限定としていましたが、今年は見頃が続いているため、9日まで延長するそうです。夜のライトアップも9日まで行います。「まだ鑑賞できるのではないですか」などという問い合わせが相次いだことから延長を決めたということです。(写真・文 田中幸美)

「北野天満宮の御土居のもみじ」③.jpgもみじ苑の中にある茶屋では、お菓子とお茶を楽しむことができます

 

「北野天満宮の御土居のもみじ」④.jpg千利休が考案したと伝わる麩の焼きを再現したお菓子「北野大茶湯」

 

◆「史跡御土居 もみじ苑」は、入苑料800円で、お茶菓子つきです。


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