早くも見頃を迎えた北野天満宮境内の梅に芸舞妓さんもにっこり

《京都》北野天満宮の梅が早くも見ごろ


 全国に1万2000社ある天満宮・天神社の総本社で、学問の神様、菅原道真をまつる北野天満宮(京都市上京区)では、道真が愛した梅の花が例年よりかなり早く開花が進んでいます。道真の命日の2月25日に開催される恒例の「梅花祭」前に見頃を迎えそうです。


「北野天満宮の境内の梅」②.jpg

北野天満宮本殿前の紅梅は早咲きで知られますが、今年はかなり早く開花したそうです

 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花
 主なしとて 春な忘れそ

 この句を聞いたことがあるのでないでしょうか。左大臣、藤原時平らの策略によって太宰府に左遷された道真が大切にしていた梅の木に対して詠んだ歌です。

「北野天満宮の梅」.jpg

華やかな雰囲気を醸し出す紅梅に可憐な白梅。どちらも素敵です


 北野天満宮は梅の名所として知られ、約50種類1500本が植えられています。早咲きの梅の開花は昨年12月31日と例年並みでしたが、1月の記録的な暖冬でどんどん開花しました。

「北野天満宮梅苑の梅」②修.jpg

北野天満宮の梅苑は、予定を繰り上げて1月31日からオープン。梅の甘い香りが広がります


 梅苑の公開時期の問い合わせが相次いだことなどから、予定を1日前倒しして1月31日から公開しました。昨年より8日も早いそうです。今月28日からは週末だけの夜間ライトアップも行われます。

「北野天満宮梅苑の梅」⑥.jpg

凛とした白梅は素敵ですね


 梅花祭は最も重要な神事のひとつで、当日は本殿で神事が営まれ、豊臣秀吉が催した北野大茶湯にちなんで近くの花街、上七軒の芸舞妓らがもてなす野だて茶会が開かれます。芸妓の尚絹さんは「コロナウイルスに負けないように来とくれやす」と話していました。

「北野天満宮の梅」②.jpg

梅苑の梅はすでに見頃を迎えています


 梅苑は午前9時~午後4時。ライトアップは3月22日までの金・土・日曜日。入苑料は中学生以上千円、小学生500円、未就学児は無料。梅花祭の野だては午前10時~午後3時、初穂料2000円。問い合わせは北野天満宮(075・461・0005)。
 


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