「Legend Tokyo」の初代学生王者に輝いたコレオグラファーの「super★NOVA」さんと関西学院大学教育学部

《舞浜》ダンス振付師の学生王者を決定 「Legend Tokyo」 

演劇, INFORMATION

 ダンス技術を競うダンスバトルやコンテストとは異なり、いかに観客を楽しませるエンターテインメント作品を創作できるかに焦点を絞り、ストリートダンスのコレオグラファー(振付師)としての才能を競うコンテスト「Legend Tokyo」(レジェンド トーキョー)が、今年も千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで行われています。6回目となる今回は、13、14日の本戦に先立ち12日に、初めて学生を対象とした部門が開催され、関西学院大学教育学部(兵庫県)を率いたコレオグラファーの「super★NOVA」さんが初代王者に輝きました。
 学生部門は次世代の発掘と育成を目的に今年から創設されました。優勝にあたる「Legend」のほか、準優勝および会場の観客が選ぶ「オーディエンス賞」、ゲストで大会の特別サポーターを務めるDJ&ダンスボーカル女性ユニット「CARAT」(カラット)にちなんだ「CARAT賞」が全15組の中から選出されました。準優勝とオーディエンス賞には、桜美林大学の「EdeeT」さんが、CARAT賞には、日本大学の「tact」さんが決定しました。
 優勝したsuper★NOVAさんは、立ち上げて4年目になる関西学院大学のジャズダンスサークル名から命名しました。1回生から3回生まで約300人という大所帯のサークルですが、今回の大会には4回生計20人で挑戦しました。「目に見えない大切なものを伝えたい」という気持ちで踊っているそうです。「いろんな人の支えのおかげで舞台にたててさらに賞をいただけて、このメンバーで踊れたことが最高に幸せです」と感激して話していました。

第2回レジェンドの伊藤今人さんが演出を担当したオープニングアクトで、勢揃いして登場した学生コレオグラファーたち


優勝を勝ち取り、歓喜に涌くsuper★NOVAと関西学院大学のチーム


 準優勝とオーディエンス賞のダブル受賞となったEdeeTさんは、桜美林大学芸術文化群4年生25人からなるチームで、アニメーションダンスやフリースタイルをベースにCG映像をダンスに置き換えたパフォーマンスを見せました。また、CARAT賞を受賞したtactさんと日本大学芸術学部のチームは、今年11月に行われるCARATのワンマンライブにゲスト出演権も獲得しました。

準優勝とオーディエンス賞のダブル受賞となったEdeeTさん


CARAT賞を受賞したtactさん


 Legend Tokyoの出展には▷作品は5分以内▷15人以上のダンサーの出演▷4人までの共同制作者の参加が可能など、いくつかの条件があります。
 審査員は第1回Legend Tokyo覇者の長谷川達也さん(DAZZLE主宰)、第2回優勝の伊藤今人さん(梅棒リーダー)、第4回優勝の「KAORIalive」(カオリアライヴ)さん(Memorable Moment主宰)、昨年の優勝者、Seishiroさんのほか、世界的なダンサーで演出家のTAKAHIROさんという、日本のダンス界を代表する5人が務めました。
 初代レジェンドの長谷川さんは「ただ踊るだけではなくて、どんな音楽、衣装、空間で、どんな照明や構成で踊るか。さらに、物語やコンセプトがあるかなどさまざまな要素が1つになって振り付けになっていく。いろいろな要素の何を選んで何を見せたいのかがまだまだ見えていないのではないかと思いました」と総評。さらに「ダンス以外のものに目を向けたりして感性を広げ、自分たちの作品に何が足りないのかどうすれば面白くなるのかというところを見つけてほしい」とアドバイスしていました。
 13、14日の大会本戦では、22組のコレオグラファーが頂点を目指して熱い闘いを繰り広げます。

(左から)長谷川達也さん、KAORIaliveさん、TAKAHIROさん、Seishiroさん、伊藤今人さんの各審査員




LATEST POSTS