ウォーキングで見えてくる 東京の新しい魅力。今年もTOKYOウォークが開催!
東京の景色を楽しみつつ健康づくりと地域の魅力に触れられる「TOKYOウォーク2025」が今年も開催。多くの人と歩く「わくわくウォーク」では、都心と郊外の特色を味わえる2コースが設定されている。
第1回は10月25日(土)、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館前からスタートし、「歴史と自然を歩く~神宮外苑・新宿ウォーク~」として実施。都心にあり
ながら緑に恵まれた神宮外苑や新宿を歩き、歴史的建物や文化的スポットを巡れるのが魅力。続く第2回は12月6日(土)、多摩中央公園を発着点とした「眺望を楽しむ!多摩トレックコース」。多摩丘陵の起伏を生かしたルートで、自然あふれる景観や展望スポットが楽しめる。
「わくわくウォーク」と同日開催なのが、音声ガイドを聞きながら建物を巡る「TOKYOたてもの巡りウォーク」と、スタート会場にグルメや物販ブース
が集まる「TOKYOウォークマルシェ」。さらに、アプリを使って好きな時間に歩ける「スマホウォーク」も10月1日(水)から実施中。参加費は無料で、3エリアにそれぞれコースが設定されている。

神宮外苑と新宿を歩いて発見する 魅力満載のわくわくウォーク
10月25日に開催される「歴史と自然を歩く ~神宮外苑・新宿ウォーク~」では、都心にいながら豊かな緑と新たな文化に触れられる。3種類の距離から選ぶことができ、ここでは最長のロングコースを紹介する。
出発点は聖徳記念絵画館前。近代日本の歴史を描いた大壁画で知られ、外苑の中心的存在として、広大な銀杏並木と調和する姿が参加者の気持ちを高めてくれる。銀杏並木を抜けて青山通りへ進み、表参道交差点を右に曲がると明治神宮が姿を現す。都会にありながら静寂に包まれ、厳かな雰囲気が漂う参道では、歴史と自然が織りなす特別な時間を味わえるだろう。
活気あふれる新宿エリアへと進み、四季折々の花木が彩る新宿御苑の脇を歩く。明治時代に皇室庭園として整えられたこの庭園は、広大な芝生や池泉回遊式、洋風庭園が調和し、自然の美しさと造形美を同時に楽しめる。四谷四丁目の交差点でミドルコースと分岐すると、皇居方面へと向かうルートへ。春には桜の名所として名高い千鳥ヶ淵公園があり、堀沿いの静かな遊歩道は都心にいることを忘れさせ、終盤に差しかかる参加者を癒してくれるだろう。
歩くことで心地よい汗を流すだけでなく、東京の歴史や自然、文化、そして都市のエネルギーを感じられる時間となる。日常では見過ごしがちな街並みの魅力を再発見し、ウォーキングの楽しさと奥深さを体感できる一日になるだろう。

写真提供:新宿御苑管理事務所

写真提供:明治神宮
ゴールした完歩者たちには特別なプレゼントも用意!
スタート・ゴール会場では「TOKYOウォークマルシェ」が開催され、完歩した参加者を温かく迎えてくれる。記念品の受け取りに加え、「わくわくウォーク」で2コースを歩ききった人にはオリジナルメダルが贈られる(同日開催の「TOKYOたてもの巡りウォーク」も対象)。さらに、スマホウォークで2コース以上を達成した人にはオリジナルピンバッジが用意されており、楽しさと達成感を形に残せる。歩く喜びを存分に体験してほしい。
参加者にはゴール後に様々な記念品が贈呈される。2コースを完歩した人には記念メダルも。

「TOKYOウォーク」
■わくわくウォーク「歴史と自然を歩く~神宮外苑・新宿ウォーク~」
開催日:2025年10月25日(土)
参加人数:定員4,000名(1コースあたり)
会場:聖徳記念絵画館前
参加費:大人:1,000円/中・高校生および75歳以上:500円(当日申込の場合、大人:1,500円/中・高校生および75歳以上:1,000円)
■わくわくウォーク「眺望を楽しむ!多摩トレックコース」
開催日:2025年12月6日(土)
参加人数:定員4,000名(1コースあたり)
会場:多摩中央公園
参加費:大人:1,000円/中・高校生および75歳以上:500円(当日申込の場合、大人:1,500円/中・高校生および75歳以上:1,000円)
■スマホウォーク
実施期間:2025年10月1日(水)~12月21日(日)
参加費:無料
公式ホームページ:https://www.tokyo-walk.jp/