梅棒新作公演「GLOVER」から。人間陣営とロボット陣営が入り乱れてダンス。中央の赤いジャケットが大貫勇輔さん (写真・和知明)

《新大久保》ダンスグループ梅棒の新作公演「GLOVER」絶賛上演中

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 おなじみのJーPOPナンバーにのせて、セリフのない芝居とジャズをベースとしたダンスで舞台を紡ぐ新感覚のダンスエンターテインメント集団「梅棒」が15日から、新作公演を行っています。劇場は、〝シェークスピアの殿堂〟ロンドンの「グローブ座」を模して作られた東京都新宿区の「東京グローブ座」。演目は、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」(ロミジュリ)をモチーフにした「GLOVER」(グラバー)です。タイトルに〝LOVE〟の文字が読み取れるように、これは純粋な愛の物語です。
 今回梅棒は、収容人員700人という大劇場でのこれまでにない12回のロングラン公演、しかも主役は梅棒のメンバー以外という新たな試みに挑戦しています。
 大まかなストーリーを少し紹介しますと、設定は遠い未来。本家本元のロミジュリは、キャピュレットとモンタギューという家同士の対立を乗り越えて愛を成就させようとする2人に起こる恋愛悲劇ですが、喜劇をモットーとする梅棒がこのあまりにも有名な原作をどう料理するかは見てのお楽しみ。ちなみに未来の設定なので人間のほか、人間が作りだしたロボットが登場し、愛し合う2人が両陣営の対立のはざまに置かれ苦悩します。両陣営の対立が激化する中、2人は果たして愛を貫くことができるのでしょうか―。

梅棒新作公演「GLOVER」から。梅田彩佳さん(左から4人目)も熱演します (写真・和知明)


 こうした壮大なストーリーを「踊りは気持ちだ!」をコンセプトにダンスで紡ぎます。9人の梅棒メンバーに加え、十数人のゲストダンサー、そして大貫勇輔さん、梅田彩佳さん、松浦司さんのタレント活動をする3人の強力な客演陣が加わり、舞台狭しと踊りまくります。全編通してダンスシーンがこれでもかと続きます。
 さまざまなダンススキルを持ち、17歳よりプロダンサーとして活躍する大貫さんは長い手足を生かしてまるでバレエダンサーのような優雅なダンスに会場の目はくぎ付け。「AKB48」出身でダンスを得意とする梅田彩佳さんは、かわいらしさ全開でロボットダンスにも挑戦。また、今夏話題となった「ドラゴンクエスト ライブスぺクタクルツアー」で勇者役を演じた松浦司さんもキレとスピード感のあるブレイクダンスで会場を魅了しました。その上、人間対ロボットのダンスバトルあり、ロメオとジュリエッタの求愛ダンスありとバリエーションも豊富。しかも、いずれも思わず口ずさんでしまうJ-POPナンバーが流れているとあれば、否が応でも気分はマックスです。もちろん、梅棒の真骨頂である〝笑い〟のスパイスを振りかけることも忘れません。
 おまけに客演者のすてきな歌声を聞くこともできるなど、ミュージカルの要素も盛り込みました。また、梅棒史上最大のスケールの舞台装置も見どころの1つといいます。
 そんな梅棒版ロミジュリの楽しさはなかなか文字で表現できません。ですから、ぜひ劇場に足を運んで梅棒ワールドを体験してください。

梅棒新作公演「GLOVER」から。この方々、確か昨年12月の「風桶」公演でお見かけしたような気が (写真・和知明)


◆梅棒「6th OPUS GLOVER」
東京公演は、10月23日(日)まで、東京都新宿区百人町3-1-2の「東京グローブ座」で。問い合わせは☎03・3234・9999チケットスペースまで。
大阪公演は10月25日(火)~27日(木)、大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5の「森ノ宮ピロティホール」で。問い合わせは☎0570・200・888キョードーインフォメーションまで。

梅棒「GLOVER」の公式サイトは、http://umebou.daa.jp/6th_opus/



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