恋愛不器用で何かとこじらせがちな女子、「空回りちゃん」。
そんな乙女の恋するハチャメチャ劇場を入り口に、オススメのアートをゆる〜くご案内します。
なにを思って眠る?
時代や身分、立場を問わず、世界中の誰にも必要な「眠り」の時間。では、アーティストはそこからなにを発想するのでしょうか? 東京国立近代美術館では現在、「眠り展:アートと生きること」が開催中です。「眠っている人」を題材とした作品から、夢、生死、目覚めなどをテーマにした作品まで、「眠り」というキーワードから導き出される表現の多様さは圧巻! ルーベンスやゴヤといった著名画家の作品から現代美術まで、国立美術館コレクションから約120点が並びます。身近なテーマをきっかけに、素材や方法もさまざまな古今東西の美術表現を一度に楽しめる展覧会です。
information
眠り展:アートと生きること
ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで
会期:2月23日(火・祝)まで
会場:東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1)
開館時間:10:00~17:00(金・土は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月(1月11日は開館)、1月12日(火)
1612-13 年頃 油彩、板 50.5×65.5㎝ 国立西洋美術館蔵