ダミアン・ハースト 桜《今日も恋するARTガイド》


恋愛不器用で何かとこじらせがちな女子、「空回りちゃん」。
そんな乙女の恋するハチャメチャ劇場を入り口に、オススメのアートをゆる〜くご案内します。

室内でもお花見気分?

 桜がすぐに散ってしまうのが寂しくて、家に持って帰りたくなった空回りちゃん。現在六本木の国立新美術館では、美術館にいながら満開の桜に囲まれた気分になれる絵画展を開催中です。世界的に著名な現代アーティスト、ダミアン・ハーストによる、桜を描いた絵画を紹介するこの展示。ハーストといえば、巨大なサメや牛をホルマリン漬けにした作品が有名で、このシリーズは一見意外な作風ですが、「生と死」という一貫したテーマによって制作されたものだそう。桜の美しさだけでなく、生命力や儚さも感じさせる大迫力の絵画に向きあうことで、今年は一味違う「お花見」を楽しんでみては?

 

information

ダミアン・ハースト 桜

会期:5月23日(月)まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E(港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:火(5月3日は開館)

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ダミアン・ハースト 《神聖な日の桜》 2018年
カルティエ現代美術財団コレクション
Photographed by Prudence Cuming Associates Ltd © Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS 2022





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