「WENT 2 GO」でコーヒーを買う関由侑矢さん

《粋な日本橋の意気なガイド》②ストリート感あふれるコーヒーショップ「WENT 2 GO」 スタイリッシュさに隠された地元愛

グルメ, PR

 ロイヤルパークホテルの開業30周年を盛り上げる「アンバサダー」のスタッフ12人が、地元の粋な街、日本橋をガイドする短期連載。第2回は経理の関由侑矢さんがコーヒーショップ「WENT 2 GO」を紹介します。

伝統の街に開く、新たな”扉”

 かつて問屋街として栄えた日本橋堀留町。いまは小規模なお店や商業ビルが並ぶ街の一角に、アルミの銀色を基調とした外観が目を引くWENT 2 GOがあります。通りに面した窓からコーヒーやサンドイッチをテークアウトでき、ストリート感あふれる米ニューヨークのベンダー(移動販売)のようなお店です。
 仕事柄よくコーヒーを飲むという関さんは「老舗の商店やチェーン店が並ぶ中、スタイリッシュな外観が目にとまって寄ってみたのが最初です」と話します。独特の雰囲気が気に入り、いまでは仕事の外出帰りに加え、日本橋で休日を過ごす際にも立ち寄るといいます。
 同店はプレミアムコーヒーやオリジナルのジントニックなどが人気のカフェ「WENT Coffee Co.」(中央区新川)の2号店として2017年11月にオープン。「2つの扉(ダブル・エントランス)」の意味を込めたWENTに、「2号」とテークアウトを表す英語「TO GO」を重ねて店名に加えています。

went-colla.jpgロゴの入ったスリーブが印象的なコーヒー(左)日本に3台しかないという自動ドリップマシン「セラフィム」で抽出する

 近隣の小・中学校に通った日本橋育ちで構成したプロデュースチームのスタッフは、「この地域は問屋しかなかったので、面白い店ができたらいいなと思っていました。伝統の街のなかに、違う形の”扉”を開ける気持ちです」。その言葉通り日本橋のイメージを覆すような印象のお店ですが、店内は地元愛にあふれていました。
 オリジナルブレンドのコーヒー豆は日本橋のある中央区で焙煎し、正式名称も「Central City Coffee」。グアテマラやタンザニア、エチオピアの3カ国の豆を使うこだわりですが、午前8~10時はハッピーアワーとして1杯200円(通常は250円)と”格安”で販売しています。「通勤でうつむいて黙々と歩いている人も、お店で窓からコーヒーを頼み、手渡されると会話が生まれます。朝の風景を変えるきっかけにしたかった」(スタッフ)
 約7坪の小さな店内にはDJセットや有名スケーターのサイン入りボード、さらに地元ロイヤルパークホテルのロゴを模したステッカーを飾るなど遊び心が満載。スタッフは「伝統の街で許されるぎりぎりのラインに挑戦し、可能性を広げていければ」と笑います。

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店内にはロイヤルパークホテルのロゴを模したステッカーも

 普段通うお店のルーツを知り、関さんは「ほかの街から進出してきたお店だと思っていましたが、さりげなく地元に密着し、根付いているのが印象的で、ロイヤルパークホテルの”日本橋の街で、これからもずっと一緒に”という思いと重なる部分に共感しました。次は店内でゆっくり過ごしてみたいと思います」と愛着を深めていました。

 WENT 2 GO(日本橋堀留町2-4-5)
 営業時間:8:00~20:00
 TEL03-6661-6009

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店名の由来通り左右に2つの扉を持つ店舗 

 [きょうのアンバサダー]

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 関由侑矢さん
 経理部経理シニアクラークを務め、普段はオフィスワークが多いが、「アンバサダーとして新たなホテルの一面をアピールしたい」と話します。

30周年記念特設ページ(https://www.rph.co.jp/30th/)

 春の食材でお花見気分に浸る「さくら御膳」を提供中
 ロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2-1-1)の日本料理「源氏香」は、懐かしい春の風景をタケノコやサクラエビなど旬の食材を使って表現した「さくら御膳」を4月7日(日)まで提供しています。
 お花見や遠山桜をモチーフに、彩りも鮮やかなちらし寿司、お吸い物などをそろえました。日本庭園を臨む源氏香で、お花見や散策の余韻に浸りながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

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 さくら御膳
 1人7218円
 11:30~14:30(土日祝15:00)

 ※毎週土曜掲載。3月30日は休載します。


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