みなさん、今年の夏の計画はいかがですか?国内も国外も旅行がまた楽しめるようになったいま、早めに準備しないと乗り遅れてしまいそうですね。
そして、今年こそビーチへ、 プールへ!です。じつは先日、GWに急遽友人たちとプールに行くことになって、はたと気づいたのです。コロナ期間中、すっかり水着姿になっていなかったことを。つまり水着を着るのも4年ぶり。クローゼットの奥に眠っていた“リゾート服”とタグをつけた衣装ケースを引き出してはみたものの、過去の水着じゃなくて今年こそ新しい水着を買いたい!というわけで、水着をネット探索する旅が始まりました。
さて、今年水着を買うならどんな水着にしましょうか?ここ数年、水着トレンドは多種多様になっています。ざっくりいうと、見せる派と隠す派で方向性は大きく変わってきます。王道の見せる派水着では、ワンショルダータイプやフリル使いのもの、カラーはシャーベットカラーが人気。ハイウエストのタンキニタイプだったり、レトロシックなタイプが今年っぽいスタイル。ファッションのトレンドとリンクする部分も大きいようです。
一方、多様を極めているのは隠す派の水着。世代を超えて「洋服みたいな水着」がトレンドです。体を覆う面積はますます広くなる傾向です。たとえばガーリー系なら、今年のトレンドは「袖付き水着」。シースルーのパフスリーブがついていたり、ボトムはミニスカートやデニムショートパンツのようだったりと、ほぼ洋服と変わんないじゃん問題です。ちょっとレトロなオフショルダー系や、ロングワンピース系など、とにかく街を歩くようなスタイルがそのまま水着になったような、そんなタイプが増えています。ここ数年、水着もトレンドは韓国系。BUYMAあたりで買える韓国ブランドの水着も、この洋服化現象が強いように思います。そんな服みたいな水着だったら、ビーチで変な焼け方しちゃうじゃん、というところだけど、いまはビーチ用というより、ナイトプールでインスタ用の写真を撮るのが重要。泳ぐ機能よりも、スタイルよく、かつかわいく見せる“映え”機能の方が大切、ってことです。
また、ママ水着ではもっと洋服度が増します。長袖ラッシュガードは当たり前。長袖ラッシュガード+フルレングスのレギンス。日焼け対策バッチリで、炎天下に子供と一緒に屋外プールに行かなきゃいけないママたちにとって、肌の露出はできるだけ抑えたいところです。
ここ数年、水着を着る=肌を見せる、ではなくなってきています。肌を焼きたくない、肌を露出したくない、ボディを強調したくない、体型をカバーしたいという傾向がますます広がっているのでしょう。バブル時代のように、ハイレグやギリギリ露出のブラジリアン水着で、肌露出こそ若さの象徴!ではなく、より時代は複雑化。肌見せを避ける方向にあるのかもしれません。最近では、ジェンダーレス水着の導入を検討する学校が増えているのも象徴的です。とはいえ、令和ギャルは肌露出主義!で、いつの時代もギャルは最強。
つまり、この夏は古い水着だと失敗しそうな予感。そういう意味で、新たな水着を買いに行かなくっちゃ、ですね。
THIS MONTH'S CODE
#タンキニ
タンクトップ+ビキニの造語。上半身はおなかまでカバーしたトップ、ボトムはビキニタイプで体型カバー力あり。
#BUYMAあたりで買える韓国ブランドの水着
韓国のセレクトショップ「Uni’s room(ウニズルーム)」などは、1万円以下で買えて、かわいい水着が多いのも魅力。
#ジェンダーレス水着
男女兼用で、トップはラッシュガード、ボトムはハーフパンツ、というセットアップになった水着。あのスクール水着は過去のものに?