コーヒーpapaのおいしい話⑥

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 先日、30歳の女性アナリスト Aさんに会い、日本経済の先行きについて聞いていた折に、「古事記」を読んでいるとの発言あり! 「なに?」「なんで、若い女性が~~」。縁結びの神様で、ここ数年、人気のある出雲大社の御祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。多くの日本人は八百万神(よろずのかみ)を受け入れていますが、そのあたりをよく分からないでお参りしている人も少なくないようです。そこで、本を読む気になったのでしょう。

 出雲大社といえば、私が想起するものの一つに、手打ちが基本の「出雲そば」があります。田舎そば風で、「割子そば」ともいわれ、薬味の器と多くは3段のそばの器で供され、薬味をのせ、つゆをかけ順番に食べていきます。

 日本3大そばの一つで、他は「わんこそば」に「戸隠そば」らしいのですが、誰が決めたのでしょう。そばは、“東京が最高峰”と思いますが、今回は深入りしませんので、いずれ。

出雲そば


 出雲のある山陰へ旅行する際、松江市(島根県)に一泊はしたいです。運が良ければ、宍道湖の夕日を見ることができるでしょう。少し足を延ばし,安来市にある足立美術館の庭園(毎年米誌の日本庭園ランキングで1位になる、横山大観など日本画のコレクションも見事です)を訪れれば、“ゴールデンコース”になりますよ。

足立美術館の庭園


 さて、マンション住まいのAさんは、神社庁に電話して、「住所を言ったらすぐに氏神様を教えてくれた」と喜んでいました。お札をもらって、神棚を置くことまで考えているそうです。

 最近は、モダン神棚(スペースを取らない簡易型)が流行っているようで・・・。突然、神様のお告げでもあったのでしょうか? “神棚女子”の走りなのでしょうか? 気になって、堀口珈琲 世田谷店のワイン好きなMさんに話したら、「私も引っ越して神社庁に電話した」というではありませんか。びっくりです。

 ちなみに、私の生まれ育った渋谷区代々木上原の氏神様は八幡神社で、世田谷店のある世田谷区船橋の氏神様は、神明神社です。

 そんなことが気になって、GINZA SIX 6階のイタリアンレストラン「il cardinale」(古典的なスタンダード料理を少しアレンジした料理が多くあり、なかなか貴重な店と感心。蛇足ながら私は毎日イタリアンでも大丈夫です)へ行ったついでに蔦屋(なかなか興味ある品そろえで本屋好きは1、2時間くらいは時間をつぶせそう)に寄り、「古事記」を探したら、あるはあるわ・・・。入門編から難しそうなものまで、さまざまな本が置かれているではありませんか。

 「あ、そういえば、私、伊勢神宮のお札を返していない。うっかり」。今や伊勢神宮は、日本の一大観光地となっています。以前、松阪市(三重県)に新規開店するビーンズショップ(コーヒー豆を焙煎し販売する店)の焙煎指導へ行ったとき、「そうだ伊勢神宮で参拝しよう」と急に思い立ち、出かけたまではよかったのですが、あまりの渋滞で、駐車場がなく、たどり着けなかったことがありました。

 “お伊勢さん”には、何度か行ったことがありますが、午前中から観光バスが続々と到着して、団体で混雑しますので午前中、早い時間に参拝するのがよいでしょう。できれば早朝。身が引き締まります。

 お金に余裕があれば、志摩観光ホテルの「ベイスイート」(新しくできた建物のほう)に宿泊し、英虞湾の夕日を眺めつつ、夕食にクロアワビでも食べれば至福の時間が過ごせます。鳥羽水族館でペンギンを見て、松阪で、すき焼きでも食べれば大満足でしょう。旅程を考えるだけで楽しいですね。

 氏神といえば、最近は、お休み処を設ける神社が増え、熱海市(静岡県)にある来宮神社の茶寮「報鼓」では、堀口珈琲を楽しむことができます。厳かな神苑でコーヒー、なかなかですね。

樹齢2000年の大楠があり、幹を回ると願いが叶うという言い伝えのある来宮神社

堀口珈琲も楽しめる来宮神社の茶寮「報鼓」


 その昔、熱海は社員旅行などの団体旅行のメッカで、私も何度か大野屋の巨大な「ローマ風呂」に入りました。しかし、現在は様変わりし、サンビーチ前にはマンションが建ち、移住者も増加。温泉地と住宅、別荘がうまく共存しているように感じます。駅ビルもでき、昔の繁栄をわずかながら取り戻しつつあるようです。



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