編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。編集部員・渡邉がお気に入りのコリアンフードお取り寄せサイト「崔さんのキムチ」。前編では、伝統を受け継ぐ思いをお届けしましたが、後編では、実際にその料理を食べたレポートをお届けします!
私にとっての韓国料理は、ちょっと疲れているときや、頑張ったときにご褒美として食べたいやさしいごはん。前編にも記したように、韓国料理といえば、甘辛くてこってりとした料理を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、じつは、体に染み渡るヘルシーで栄養満点な料理も多いんです! そんなうれしい韓国料理をお取り寄せできるのが、「崔(チェ)さんのキムチ」。私が食べてみたなかでも、とくにオススメの一品をご紹介します。

韓国料理研究家・崔誠恩(チェ ソンウン)さんによる「崔さんのキムチ」は、韓国伝統の発酵食を日本に広めたいという思いから始まったもの。「まずは味わってほしいのは、やはり白菜キムチですね」と話す、崔さん。早速いただいてみました! さっぱりしているのに、唐辛子の辛みの中にも、白菜の旨みとコク、甘みを感じられます。一口にキムチといっても、さまざまな種類がありますが、すべて伝統の製法にこだわっているそうです。その製法の秘密をお聞きしました。

画像提供/崔さんのキムチ
崔さんによれば、「石臼製法」がポイントなのだそう。キムチを漬け込む“ヤンニョム(タレ)”の材料であるニンニク、しょうが、ネギ、唐辛子などをすべて石臼でひくことで、舌触りもよくなり、味に一体感が生まれるのだそう。肝心の白菜は、塩漬けして熟成させた有機のものを韓国から直輸入していて、注文を受けてから秘伝のヤンニョムに漬け込み、届く頃には食べごろになるようにしているそうです。なるべく空気に触れないように気をつければ、味の変化を楽しみながら2〜3週間は美味しく食べられるとのことです。

続いてオススメしたいのが、お粥です。日本のお粥と違って、干した鱈や蓮の種、鮑など、とてもユニークな具材が使用されているのが特徴です。しかも、どれも素材の旨みが生きて、上品なお味。外食ばかりで濃い味がクセになっている人や、飲みすぎ・食べすぎの体には、やさしい美味しさです。1食分の270gがパウチになっているので、湯煎したり、レンジでチンしたりと、ササッと手軽に食べられるのもうれしいですね。

「『崔さんのキムチ』では、野菜に魚介、肉もすべて、生産者や仕入先と相談しながら、厳選された食材のみを使用しています。美味しさに自信があるので、まずはぜひ試してみてください」と、崔さん。今回ご紹介した商品以外にも、ナムルやトッポキなどの惣菜から、チゲなどのスープまで、さまざまな種類の韓国の伝統の味が楽しめる「崔さんのキムチ」。本当にたくさんのメニューがあるので思わず迷ってしまいますよ。そんなときは、ぜひキムチとお粥から試してみてください!

崔さんのキムチ