《北海道・函館》東京にいても、オンラインで楽しめる旅がある

2020.10.09 グルメ, おでかけ

メトロポリターナ編集部が、東京メトロ沿線で見つけたいろいろなことを気ままにご紹介。今回はちょっと番外編となりますが、編集部員・大谷が、東京にいながらでも楽しめる「オンラインの旅」をレポートします。

北海道・函館／SMALL TOWN HOSTEL Hakodate

北海道函館市の旧市街地には、「暮らしを見つける宿」をコンセプトにした、「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」というゲストハウスがあります。こちらは、築約100年の洋館をリノベーションしており、地域からも愛されている宿です。今回は、この宿が開催する、バーチャルに旅を体験できる「オンラインの旅ー函館編ー」を体験してきました。Zoomを用いて開催されるこのイベントは、予約制で、前半は定員なしで1時間500円〜の投げ銭形式、後半は21時から定員6名で1時間1000円で参加できます。

_{「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」のオリジナルマップ『「箱」マップ』}

「オンラインの旅ー函館編ー」の前半では、参加者はマイクとカメラをオフにしての参加になります。はじめは、「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」オーナーの蒲生寛之（がもうひろゆき）さんが函館の基本情報を交えて、宿周辺エリアの旧市街地のオリジナルマップなどを使って案内していきます。その後、函館にゆかりのある方がゲストとして登場し、函館の個人的なおすすめスポットを蒲生さんと一緒に紹介してくれます。今回は、函館で多国籍料理店を営んでいた方がゲストでした。

後半は、蒲生さんによる「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」の館内案内から始まります。その後、マイクとカメラをオンにして、参加者同士での交流の時間です。参加者がひとりずつ自己紹介をしていきます。ここでは、写真共有サイトを使って、全員ひとり2枚ずつ、お気に入りの写真や趣味の写真などを投稿していきます。そして、投稿された写真をもとに、話を詳しく聞いたりします。この時間はまさに、ゲストハウスに滞在していたときの宿泊者同士のコミュニケーションのようでした。

「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」の函館紹介ムービー

「オンラインの旅ー函館編ー」は、写真や映像などを使い、さまざまな函館を紹介していたので、リアルな旅に近い感覚でした。たとえば、旅先で出会った人から、地元の人しか知らないようなおすすめのスポットを聞いたり、その土地の歴史を聞いたりすると、ワクワクしますよね。このイベントでは、そんなワクワク感を得ることができます。「オンラインの旅ー函館編ー」は、今後も開催される予定なので、気になる方は「SMALL TOWN HOSTEL Hakodate」のInstagramをチェックしてみてください。