子どもから大人までみんな大好きな洋食といえば、まっ先に浮かぶオムライスとナポリタンを、店ごとに食べ比べ!今日はどこに食べに行く?
キッチンさくらい
上品なビーフライスは二度楽しむ
ふんわりと厚めの卵に包まれているのは、特製のビーフライス。食感に変化をつけるために白米と玄米をブレンドし、牛ひき肉やポルチーニ茸、マッシュルームなどと炒め、米の隅々まで旨みと香りを凝縮。ぜいたくな香りの秘密はここにある。ソースは、トマトとデミグラスの二種類から選べ、別皿で提供されるのもうれしい。まずはそのままビーフライスを一口、次にソースをかけて、さらに奥深い旨みを堪能しよう。

ビーフオムライス 1300円

KITCHEN SAKURAI
台東区上野3-27-3 ハトヤビル 6F
[TEL]03-6240-1648
[営]11:30~15:00(土・日は16:00まで)
17:30~22:45(日は21:45まで)
[休]火
洋食 黒船亭
ぎっしり具材の宝箱系オムライス
明治から続く老舗洋食屋のオムライスは、運ばれてきた時にその完成度に驚く。卵は端の方まで見事にチキンライスを包み、濃厚なトマトソースがとろり。絵に描いたようなオムライスの姿がそこにある。チキンライスは、白米にエビや玉ねぎ、しめじなどの大ぶりの具材を合わせて、ブイヨンとトマトピューレで炊いたもの。懐かしいのにぜいたくな味わいだ。何十年も愛され続ける自慢のオムライスをご賞味あれ。

オムライス 1450円

KUROFUNETEI
台東区上野2-13-13 キクヤビル 4F
[TEL]03-3837-1617
[営]11:30〜22:45
[休]無休
レストランじゅらく
たっぷりソースと“ふわとろ”の誘惑
トロトロの半熟卵とたっぷりデミグラスソースが食欲をそそるオムライス。中のライスをあっさりめのケチャップライスにすることで、濃厚なデミグラスソースとのバランスが絶妙に。同店の前身である「聚楽台(じゅらくだい)」は、1959年から上野駅そばで営業していた、和洋中を扱う“ファミリーレストラン”の先駆け的存在だったという。長い歴史がつくりあげたオムライスをぜひ味わってほしい。

オムライス ~ハヤシソース~ 1000円

RESTAURANT JURAKU
台東区上野6-11-11
[TEL]03-3831-8452
[営]月〜金 11:30〜23:00
土・日・祝 11:00〜22:00
[休]無休