舞台帰りは、やっぱり居酒屋老舗でシメの一杯［舞台は池袋］

2019.11.25 グルメ, おでかけ

　観劇後の一日の締めくくりは、老舗の雰囲気の中で味わう特別な味を。

〈WEST SIDE TAVERN〉
千登利

女性一人でも安心して飲める老舗やきとん屋

　昭和24年創業のやきとん屋「千登利」。6種のやきとん、牛肉豆腐など、先代からの味を守り続けている老舗だ。お酒は、会津の米焼酎「米酎」をホッピーで割って飲むのが人気。「夫の叔父が役者だったので、昔はよく役者さんもいらっしゃいましたね。最近は女性のお客様も多いです。うちは酔っぱらいお断りだから、一人でも安心して飲んでいただけますよ」と、女将の西形元美さん。観劇後にサクッと一杯飲みたいときに立ち寄りたい。

大鍋で煮込んだ牛肉豆腐は先代からの看板メニュー。ネギをたっぷりのせて

やきとん（レバ、タン、ハツ、カシラ、シロ、ナンコツ）各160円　牛肉豆腐650円

串焼きの焼ける様子を眺めながら飲むのも楽しい

CHIDORI

豊島区西池袋1-37-15 西形ビル 1F
［TEL］03-3971-6781
［営］16:30〜22:00、土・日 1 6:00〜22:00
［休］月

〈EAST SIDE TAVERN〉
たちのみや喜平

劇団員が足繁く通う、酒屋跡地の立ち飲み屋

　昭和20年代から営む酒屋の店舗を改装してできた「たちのみや喜平」は、劇場近くという立地から、舞台終わりの劇団員がこぞって訪れる、知る人ぞ知る立ち飲み屋だ。昭和を感じる、重厚で落ち着いた雰囲気のよさから、リピーターも多数。酒屋を担当する営業マンだった愛嬌のある店主が、笑顔で迎えてくれるのも魅力。

小鉢のつまみは税込み200円ポッキリ。人気は牛スジ煮込み。そのほとんどを店主自ら仕込んでいる。カウンターにある電気鍋から目の前でよそってくれるおでんには、「特製きざみネギ酒醤油」とからしを添えて。どれもこれも酒がおいしく飲める濃い味にこだわっている。燻製ピーナッツ 182円、おでん（がんも、大根、玉子）各100円、日本酒喜平（純吟別あつらえ） 410円

TACHINOMIYA KIPPEI

豊島区南池袋2-29-16
［TEL］なし
［営］16:00〜21:30
［休］日・祝　※月曜以外の祝日は営業

〈WEST SIDE TAVERN〉
酒場ふくろ美久仁小路店

今年リニューアルした老舗で昔ながらの味を気兼ねなく

　サンシャイン通りから一本入った路地にある「酒場ふくろ」。西口にある１号店とともに68年目を迎える美久仁小路店は、今年6月にリニューアルオープン。モダンで美しい内装に生まれ変わっても、昔ながらの味は健在。1階にはお一人様でも気軽に利用できるカウンター席が充実。2階には個室もあり。安くてうまい酒とつまみで、軽く一杯でも、長い夜でも。誰とでも利用しやすい居酒屋をお探しなら、ぜひこちらへ。

ハムカツ 380円、枝豆 380円、瓶ビール 520円　※チャージ料 250円