ヒルズとヒルズがつながり
真の国際新都心が誕生する
さまざまな機能を高度に複合させたヒルズというひとつの街
虎ノ門ヒルズ森タワーが誕生したのは、2014年。虎ノ門ヒルズのほか六本木ヒルズや表参道ヒルズなどのヒルズシリーズの原点となったのが、1986年に開業したアークヒルズだ。開発にあたって、総合ディベロッパーである森ビルが掲げた理想の都市モデルが、ヴァーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)だ。オフィスや住宅、商業施設、コンサートホールなどの文化施設、そして心地よく過ごすための豊かな緑など、さまざまな都市機能を立体的重層的に組み込み、徒歩で暮らせるコンパクトシティ。さらに、住み、働き、遊び、憩い、学び、そこに集う人たちの間で交流が生まれる街。それこそが、アークヒルズをはじめとしたヒルズシリーズの根底にある考え方なのだ。
もちろん、その街づくりは、画一的なものではない。それぞれの地域特性を見定め、そのエリアのみならず、東京という都市の魅力向上に貢献するよう開発は進められていく。たとえば虎ノ門ヒルズが掲げるコンセプトは“国際新都心・グローバルビジネスセンター”。ビジネスタワーに続き、来年は、レジデンシャルタワーが、そして2023年にステーションタワー(仮称)が完成することで最終的には、約30万㎡の国際水準のオフィス、約720戸のレジデンス、100以上もの商業店舗、約350室のホテル、約1.5haの緑地空間が備わり、世界で活躍するビジネスマンにとって必要な機能がそろった複合都市になる。
そして昨年、新たなプロジェクトが始動した。虎ノ門ヒルズ、アークヒルズ、六本木ヒルズに囲まれたエリアに位置する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」だ。掲げられたコンセプトは、“緑に包まれ人と人とをつなぐ「広場」のような街-ModernUrbanVillage-”。「Green」と「Wellness」というふたつを柱に、広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など、多様な都市機能を融合。森ビルが、ヒルズシリーズの開発で育んできたすべてを結集させた「ヒルズの未来形」とも呼べる街が、2023年3月に完成予定だ。
麻布台のプロジェクトが完成することによって、異なる表情を持ったヒルズがつながる。街と街との融合によってどんな変化が生み出されるのかが、そして東京をどう進化させていくのか、いまから楽しみだ。