美しくデザインされたエチケットには、ワインについての詳細な情報(シリアル番号、セパージュ、ヴィンテージ、ドサージュ、デゴルジュマンなど)が記載されている。

フランス編 シャンパーニュ ダムリー 『メゾン・テルモン』[未来につながるこの一杯。]

グルメ

「新しい価値を創造する、
シャンパーニュ・メゾンの試み」

メゾン・テルモン

 シャンパーニュ地方、エペルネ近郊のダムリー村で、1912年の創業から、4代にわたりテロワールを大切にしながら、伝統的なシャンパーニュ造りを続けてきたメゾン・テルモン。レミー コアントローが資本参入するとともに、4代目のベルトラン・ロピタン氏のワイン造りに共感した、ルドヴィック・ドゥ・プレシ氏がCEOに就任し、その徹底したサステナブルなワイン造りが注目されている。

 オーガニックでのぶどうづくりが難しいといわれるシャンパーニュ地方において、すべての畑でオーガニック認証を目指し(※1)、自社畑の83%で認証を取得中、パートナー生産者が手がける畑のオーガニック認証も支援。ギフトボックスの廃止や再生可能なグリーンガラスボトルへの完全切り替え、再生可能電力への移行、輸送に航空機を使用しない、情報公開による透明性の約束など、5つの目標を掲げ、シャンパーニュで未来へとつなげるサステナブルワインの先駆者を目指している。

 「サステナビリティとビジネス、ラグジュアリーは共存できる」と熱く語るルドヴィック氏の言葉に共感するシャンパーニュの愛好家と造り手たちが増えるほどに、地域全体がサステナブルなワインに向けて活性化していくのではないだろうか。

 実際にレゼルヴ・ブリュットをグラスに注ぐと、黄金色の中に繊細な泡が立ち、ほのかに爽やかなスイカズラやバニラが香る。飲んでみるとリッチな味わいで、あと味がスッキリとしていて飲み疲れない。ぶどう品種は、シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールをブレンドして造られているが、ボトルのエチケットにその詳細が記されている。シャンパーニュを味わいながら、トレサビリティを見ていると、自分もこのシャンパーニュの新しい価値につながっていると感じられる。

※1 自社所有のぶどう畑24.5ヘクタールの83%がオーガニック認証を取得し、パートナー生産者のぶどう畑55ヘクタールのオーガニック認証取得も支援中。2031年までに自社とパートナー生産者のすべての畑の認証取得を目指す。また畑近隣の所有地も含め、生物多様性の保全も促進していく。

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レゼルヴ・ブリュットは、ドサージュ6.7グラムと辛口ながら、ほのかな甘味が日本料理とも相性がいい。

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使用するすべてのボトルをリサイクル可能なグリーンボトルに切り替えることに。

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ルドヴィック・ドゥ・プレシ。 シャンパーニュ・メゾン・テルモン CEO。パリ生まれ、ドフィーヌ大学卒。「ドン・ペリニヨン」で10年のキャリアを経て、2014年より世界最高級コニャック「ルイ13世」のグローバル・ディレクターに就任後、現職となる。ルドヴィック氏と親しいレオナルド・ディカプリオ氏も、テルモンの理念を投資家として応援している。


CHAMPAGNE TELONT

テルモンのシャンパーニュとワイン造りに関する詳しい情報が、HPで公開されている。
https://jp.champagne-telmont.com/


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