ただいま配信中!
「フェムテックを、もっと!」
3月8日の「国際女性デー」に合わせて、フェムケアプロジェクトがオンラインイベントを2日間にわたって開催!1日目は「心と体の基本」、2日目は「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」をテーマに、9つのトークセッションを行った。今月号では、そのハイライトを誌面で紹介する。心と体のケアについて、もっと知ろう。周囲と話し、一緒に考え、気づいたことをもっと伝えていこう。そうして、家庭でも職場でも、一緒になってこのムーブメントを育んでいきたい。たくさんの人の意識が変われば、社会はきっと良くなるはず。その一歩を、このイベントで踏み出してみよう。
水島藍×丸橋さやか×吉田朱里
高校生も大人もやってみた「生理」を
知る、学ぶ、からはじめる未来の話
生理の仕組みや症状は、女性でも学ぶ機会が少ない。それらをしっかり理解することで、不調に悩む周りの大切な人たちの力になれるかもしれない。女性も男性も、学生も大人も。いまこそ学ぼう、生理のこと。
一度、話してみる経験が
明るい未来へとつながる
このトークセッションのテーマは「生理を学ぶ」。自治体や企業向けに、生理の基礎知識や生理ケアの選択肢を伝える「ソフィ みんなの生理研修」を行うユニ・チャームと産経新聞社の呼びかけにより、ユニ・チャームの水島藍さん、セブン-イレブン・ジャパンの丸橋さやかさん、品川女子学院高等部2年生の吉田朱里さんをゲストに迎え、生理を学ぶことの意義について考えていく。
なかでも吉田さんは、このイベント最年少の登壇者。現役の高校生だ。彼女はジェンダーバイアスや重い生理痛に悩んだ自身の経験をいかし、性別が原因で苦しむ人をこれ以上増やしたくないという思いから、「CLAIR.」という団体を立ち上げた。この団体の活動のひとつが、男子校での生理の講座だ。開催の経緯について、吉田さんは次のように話す。「生理の話題は、まだまだ話しにくい風潮があります。その原因のひとつには、生理についての知識を学ぶ機会がないことや、女性たちが『どうせ話しても理解してもらえない』とあきらめてしまっていることにあると思いました。こうした問題を解決するには、女性はもちろん、男性の知識不足を解消することが大切ではないかと思ったんです」。実際に男子高校生と話すと、彼らから驚くような質問を投げかけられることもあるという。「男性は生理がないからこそ、客観的に生理について考えることもできます。男性と話すことで、さまざまな視点から生理について考えることができ、私たちとしても大きな学びになりました」。男子高校生からどのような疑問の声が上がり、また、講座を通してどんな手応えや課題を発見したのか。吉田さんのトークにぜひ注目したい。
セブン-イレブン・ジャパンでは、昨年社員向けに「みんなの生理研修」を行った。参加者は、男性の人数が女性の2倍もいたという。人事マネジャーを務める丸橋さんは、「男性も興味を持ってくれている」という前向きな発見とともに、会社で研修を行うことの大切さを実感し、さらなる展開を検討しているという。
職種も、年齢も、立場も異なる3人のトークからは、生理の話をきっかけに、誰もが生きやすい社会の実現に視野を広げた明るい未来まで見通すことができる。セッションの最後に3人から発表される「生理について“学ぶ”とは?」に対する回答からも、大きな気づきが得られること間違いなしだ。詳しい内容は、アーカイブからチェックしてほしい。
写真左)
ユニ・チャーム株式会社
水島藍さん
写真中央)
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
丸橋さやかさん
写真右)
品川女子学院高等部2年
吉田朱里さん
本郷高校での生理の講座の様子。実際にナプキンやタンポンに触れながら学んでいる。
国際女性デー×フェムケアプロジェクト
フェムテックを、もっと!
家庭や職場でココロとカラダを学ぶ2DAYS
イベントはTwitterLiveで配信中
詳しくは下記をチェック!
https://www.sankei.com/special/femcareproject/event/2023-mar/?utm_source=metro&utm_medium=qrcode&utm_campaign=metro202303
「#フェムテックをもっと」をつけた投稿で、一緒にイベントを盛り上げよう!
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試聴するとプレゼントが当たる!
イベントの各セッション内の最後に発表されるキーワードを入力すると、抽選でプレゼントが当たる。何が当たるかは、届くまでのお楽しみ。イベントと合わせてチェックしてみよう!
応募締切:4月9日(日) 23:59
フェムケアプロジェクトとは
トロポリターナを発行する産経新聞社が2021年10月に立ち上げた、女性特有の健康課題や働き方に関する情報発信を通じて、相互理解を目指すことをビジョンに掲げたプロジェクト。