対話を通じてアクションを!トラハブの活動を振り返り[半径5mの世界を変える!]


 フェムケアプロジェクトと総合プロフェッショナルファームであるリッジラインズが昨年8月に立ち上げたDEI体感プログラム「トラハブ」。これまでに3回のイベントを開催し、そのプログラムの成果を振り返った。


TALK SESSION
対話を通じてアクションを!
トラハブの活動を振り返り

session
半径5mからはじめる、職場のモヤモヤ解消法とは?
ーDEI体感プログラム「トラハブ」で見つけた“対話”の可能性ー

登壇者(写真右から)
リッジラインズ株式会社 川嶋孝宣さん
メトロポリターナ編集長 日下紗代子
リッジラインズ株式会社 藤田なつみさん
メトロポリターナ編集部 有田美智子
リッジラインズ株式会社 熊谷 了さん


トラハブの現在位置を確かめて
未来へつないでいこう!

 Ridgelinez(以下リッジラインズ)と産経新聞社では昨年8月、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン/多様性、公平性、包括性)推進を目指し、対話を通じてDEIを体感するプログラム「トラハブ」を立ち上げた。今回のセッションではトラハブ運営メンバーが立ち上げのいきさつから、第1回〜第3回のイベント内容のダイジェスト、トラハブの魅力や今後の展開などについて、参加者や他のメンバーからのコメント映像を交えてトークを展開。最初は自己開示できなかった参加者も話のきっかけをつかむといきいきと楽しみはじめ、終了後も会場に残ってずっと語り合っていたことなど、会場の盛り上がりの様子についても紹介した。

 最後に今後の展開として、日下編集長は「何かを変えたいと思っている方はたくさんいるけれど、社内で仲間を見つけにくいことも。企業や業界の枠を超えて集まり、一緒に悩みながら何かを生み出していけるような場づくりをこれからも行っていきたいと思っています」と語った。リッジラインズの藤田なつみさんも「半径5メートルからさらに広げ、社会課題を解決できるコミュニティを確立したい。私も参加したいという方がいたら、ぜひ我々の仲間になっていただきたいと思います」と呼びかけた。トラハブに参加して、DEI推進を自分ごとにしていこう!


DEI体感プログラム「トラハブ」は
性別・世代を超えた相互理解のための“対話”を通じて、
DEI浸透の糸口を見いだす実験の場

 第1回では異なる背景をもつ参加者が職場で感じる違和感を発散するワークを体験。第2回では発散した違和感をカルチャー(組織文化)の観点で解明し、明日からできる「プチ行動宣言」を発表。第3回は「モヤモヤを抱える人」になりきって、テクノロジーを活用しながらカルチャーと仕組みで解決する具体的な施策を考えた。

第1回(2024年8月開催)
・ゲストトークセッション
・「モヤモヤ」発散・共有ワークショップ

第2回(2024年11月開催)
・「モヤモヤ」解明ワークショップ
・半径5mを変える!「プチ行動宣言」

第3回(2025年1月開催)
・「モヤモヤを抱えた人になりきり想像する」ワークショップ
・「テクノロジーでモヤモヤ解決」ワークショップ


業界を超えてつながる
トラハブネットワーク

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株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
時田心太郎さん

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対話によって周囲との関係性は
変えられると実感しました

 フェムケアプロジェクトの広告制作をきっかけにイベントに参加しました。広告制作を通じて対話の重要性を理解していたつもりでしたが、同僚と一緒にトラハブに参加してみると、仕事場での顔は一側面でしかないことに気づきました。トラハブへの参加により同僚のプライベートの顔を知ったことで、結束が強くなったと感じています。この体験から、社会を変えるのは難しいとしても、身近な人との関係性は自分で変えていけるんだと自信を得ました。


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富士通株式会社
田中友美乃さん

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トラハブは「声と種火」で
人とつながれる魅力的な場所!

 私はグラフィックレコーディングという手法で、イベント内容や熱量を可視化する役割でトラハブに参加しました。トラハブの魅力は「声と種火」があるところ。「声」を通じて思いを交わし、気づきを得て今後のアクションへの「熱」が生まれていきます。仲間が見つかったり仕事仲間との関係が深まったり、新たなつながりが生まれるのも魅力です。今後はトラハブを、対話を大事にしながら小さな変化を起こせるコミュニティにしていけたらと思っています。


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トランスコスモス株式会社
中江さおりさん

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心理的安全性の高い環境で
DEIとテクノロジーの関係性を体験

 第3回では職場のモヤモヤとテクノロジーをつなげるワークを体験。誰かの困りごとをサポートすると信頼貯金が貯まり、その貯金を使って自分の困りごとを助けてもらえる企画「Thanks Cycle(シワ寄せをシアワセに!)」が生まれました。これはギブアンドテイクを可視化して職場の不公平感を解決する仕組みです。エチケットの共有など心理的安全性の高い環境が整っていたからこそ、初対面のチームで意見が活性化し短時間で成果につながったと思います。


NEXT ACTION

NEXT ACTION 1
トラハブ第2章始動!

今後もトラハブは、これまでの実践知をもとに社会課題を解決する異業種コミュニティの確立を目指していく。今後も引き続き、対話型ワークショップを開催予定。楽しく学びながら、もっと仲間を増やしていこう!


NEXT ACTION 2
あなたの会社にトラハブ出張!

よりリアルなトランスフォーメーション体験ができる「出張トラハブチケット」を1社にプレゼント。仕事仲間とともに働きやすい環境づくりに取り組めるチャンスに、ぜひご応募を!(応募方法はアーカイブ視聴ページへ)

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NEXT ACTION 3
3月30日(日)はリアルイベント開催!
Fem&Beauty&Future
-半径5mの世界をどう変える?-

これまでの成果報告とさらなるトランスフォーメーションを推進するためのリアルイベントを表参道スパイラルホールにて開催。トラハブのプチ体験ができるミニセッションも!申し込みは3月14日まで!


イベントの参加申し込みや
オンラインイベントアーカイブの視聴は
こちらから!

https://www.sankei.com/special/femcareproject/event/2025-mar/





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